インモービレ弾で逃げ切った10人のラツィオがクルージュ先勝！《ECL》

写真：Getty Images

ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)決勝トーナメントのプレーオフ1stレグが16日に欧州各地で行われた。

ECLグループステージ2位通過8チームと、ヨーロッパリーグ(EL)の3位敗退8チームで争われるプレーオフ。

5大リーグに所属するクラブがわずかに2クラブとやや地味な顔ぶれとなった中、フェイエノールトらと同居したELをグループ3位で終え、ECLに回ることとなったラツィオは、ホームでクルージュ(ルーマニア)と対戦。

ラツィオは立ち上がりの15分、ドリブルで持ち上がったクラスニキして最後尾での対応となったパトリックが危険なスライディングタックルを見舞うと、主審はレッドカードを提示し退場処分となった。

早い時間に数的不利となったラツィオだったが、前半アディショナルタイム4分にバイタルエリア手前で獲得したFKからフェリペ・アンデルソンがボックス内へループパスを供給すると、ボックス中央右に走りこんだインモービレが右足ボレーでゴールに叩き込んだ。

後半は一進一退の展開が続く中、ラツィオは65分に左CKからニアの5がフリックしたボールが枠を取られたが、これは相手DFのブロックに阻まれた。

結局、試合はそのまま1-0でタイムアップ。10人のラツィオがインモービレのゴールを守り抜き、ホームで先勝している。

◆ECLプレーオフ1stレグ
▽2/16(木)
カラバフ 1-0 ヘント
トラブゾンスポル 1-0 バーゼル
ボデ/グリムト 0-0 レフ・ポズナン
ブラガ 0-4 フィオレンティーナ
ラツィオ 1-0 クルージュ
AEKラルナカ 1-0 ドニプロ-1
シェリフ 0-1 パルチザン
ルドゴレツ 1-0 アンデルレヒト