ベンチを何度も殴りつけ怒り爆発も…ハフィーニャの不満をチャビ監督も理解「ポジティブに捉えている」

写真：Getty Images

バルセロナのチャビ・エルナンデス監督がブラジル代表FWハフィーニャを擁護している。スペイン『フットボール・エスパーニャ』が伝えている。

チャンピオンズリーグ(CL)での敗退を受けて、ヨーロッパリーグ(EL)のプレーオフに回ったバルセロナ。16日の1stレグでマンチェスター・ユナイテッドとホームで対戦した。

先発したハフィーニャは50分に右CKでマルコス・アロンソの先制点をアシスト、さらに76分には鋭いクロスを送るとそれがそのままゴールに吸い込まれ、同点弾をマーク。1ゴール1アシストの活躍を見せた。

しかし、ハフィーニャは83分にフェラン・トーレスと途中交代。すると、結果を残していた中での交代ということもあり、ハフィーニャの怒りが爆発。ベンチに戻った後も目の前に座っていたマルコス・アロンソの座席に何度も右の拳で殴り、ジョルディ・アルバに慰められていた。

この件についてチャビ監督が言及。ハフィーニャの気持ちに理解を示した。

「ハフィーニャの怒りは理解できるし、私も怒っていた。チームのための交代であり、誰かを非難するものではない。ハフィーニャは私に謝ってきたが、その必要はない。皆がもっとプレーしたいと思っていることはポジティブに捉えている」

ハフィーニャ自身も周囲に謝罪したことを明かしている。

「試合の後に監督とはすでに話したけれど、この機会に皆に謝った。監督にも、交代で入ったフェランにも、チームにも、ファンにもね。自分がミスをしたことは分かっているので、皆に謝りに来た。もうこんなことは起こらないとね。勝ちたいという気持ちだけだったんだ」

【動画】ハフィーニャの怒りが爆発…

El enfado de Raphinha en el banquillo y Jordi Alba intentando calmarlo. pic.twitter.com/a1AoofWo7p

— Iniestazo (@INIE8TAZO) February 16, 2023