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W杯控えるなでしこジャパン、アメリカ遠征はブラジル相手に黒星スタート…復活のマルタにアシスト許す

超ワールドサッカー / 2023年2月17日 14時50分

写真:Getty Images

サッカー日本女子代表(なでしこジャパン)は現地時間16日(日本時間17日)、アメリカで行われているSheBelieves Cup第1節でブラジル女子代表と対戦。0-1で敗れた。

FIFAランキング上位が集うSheBelieves Cupに参加中のなでしこジャパン。ワールドカップ(W杯)イヤーの初戦となった一戦では[3-4-2-1]を採用し、ボランチには長谷川唯と長野風花を起用。最前線には植木理子が入った。

立ち上がりは左サイドから攻撃が機能し、12分にはウイングバックで出場した杉田妃和のクロスに攻め残っていた三宅史織が合わせる。中盤と2列目の距離も良くボールも回るなでしこは、37分に自陣起点のカウンターからチャンスを創出。2本の斜めのパスでサイドを変えつつ、杉田がカットインしてボックス左からシュート。ディフレクトして浮き上がると、ゴール前に顔を出した清水梨紗がヒールで流し込もうとするも、枠を外れた。

後半は打って変わって3枚替えを行ったブラジルペースに。デビーニャ(カンザスシティ・カレント)が抜け出したシーンは南萌華の戻りながらのスライディングで辛うじて難を逃れたが、立て続けにあわやの場面を作られた。

さらに互いがベンチも動きを見せ、68分にはヒザの重傷からおよそ10カ月半ぶりに代表復帰したマルタ(オーランド・プライド)がピッチへ。すると、4分後に"スカートを履いたペレ"が早速魅せる。

ブラジルはハーフウェーライン付近左サイドから鋭くダイレクトで縦に入れると、つなごうとした三宅のパスをデビーニャがカットし、マルタへ預ける。マルタは緩急をつけて縦に仕掛けると、対応にきた三宅の股を抜くグラウンダーのクロス。ボールウオッチャーとなっていたなでしこ守備陣の間にデビーニャが顔を出し、悠々と蹴り込んでネットを揺らした。

先制を許したなでしこジャパンは途中出場の浜野まいかが高い位置で奪って折り返し、フリーで小林里歌子が狙うも、クロスバーの上。さらに、浜野自身もボックス右からクロスバー直撃のシュートを放つが、最後までゴールを奪えず。2023年の初戦を白星で飾ることはできなかった。

また、同日に行われたアメリカ女子代表vsカナダ女子代表は、マロリー・スワンソン(旧姓:ピュー)の2ゴールで2-0とアメリカが勝利を収めている。

なでしこジャパンは今後、現地時間19日にアメリカと、22日にカナダと対戦する。

なでしこジャパン 0-1 ブラジル女子代表
【ブラジル】
デビーニャ(後27)

★なでしこジャパン出場メンバー
GK:田中桃子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)
DF:三宅史織(INAC神戸レオネッサ)、熊谷紗希(バイエルン)、南萌華(ローマ)
MF:清水梨紗(ウェストハム)、長谷川唯(マンチェスター・シティ)[→林穂之香(ウェストハム)]、長野風花(リバプール)、杉田妃和(ポートランド・ソーンズFC)[→遠藤純(エンジェル・シティFC)]
FW:藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)、植木理子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)[→浜野まいか(ハンマルビー)]、宮澤ひなた(マイナビ仙台レディース)[→小林里歌子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)]

【動画】今年初戦は黒星…なでしこジャパンvsブラジル女子代表のハイライト

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