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昨季王者・横浜FMが西村、エウベル弾で川崎Fを撃破!! 神奈川ダービー制し連覇へ船出【明治安田J1開幕節】

超ワールドサッカー / 2023年2月17日 21時5分

写真:©︎J.LEAGUE

17日、2023明治安田生命J1リーグが開幕。川崎フロンターレvs横浜F・マリノスが等々力陸上競技場で行われ、2-1でアウェイの横浜FMが勝利を収めた。

3連覇を目指しながらも昨季は2位に終わった川崎Fと、その川崎Fを退けて3年ぶり5度目のJ1優勝を達成した横浜FMが開幕戦でいきなり顔を合わせた。

王座奪還へ向かう川崎Fは[4-3-3]を踏襲した。谷口彰悟が抜けたセンターバックには車屋紳太郎とジェジエウが起用され、負傷が心配された家長昭博も先発出場。レアンドロ・ダミアン、小林悠を欠くセンターフォワードには宮代大聖が抜擢され、大卒ルーキーの山田新も早速ベンチ入りを果たした。

一方、FUJIFILM SUPER CUPを制し、連覇へ意気揚々と臨む横浜FMは2ボランチ型の[4-3-3]を採用。GKにオビ・パウエル・オビンナを起用し、渡辺皓太と喜田拓也が中盤の底、最前線は右から水沼宏太、アンデルソン・ロペス、エウベルと並んだ。

激戦必至のオープニングマッチは意外なほど早々にスコアが動く。横浜FMが強度高く前線から川崎Fのビルドアップに制限をかけると、GKチョン・ソンリョンの弱くなった浮き球パスをエウベルが頭でカット。ペナルティアーク内から西村拓真がダイレクト優しくゴールへ流し込み、4分に先制点を奪った。

相手にプレスに手を焼く川崎Fはマルシーニョのスピードを生かして裏一本でけん制。次第に恐れず中央を使い始めると、中盤でのつなぎから落ちた宮代がつぶれ、佐々木旭のスルーパスから空いたスペースへ抜け出した遠野大弥が19分に決定機を迎えたが、GKオビに阻まれる。

川崎Fのポゼッション位置も次第に高くなり、29分にはこぼれ球を拾った宮代の右足が枠の左上角を直撃。ホームの声援を受けて攻勢を強めたが、次の1点もしたたかに横浜FMが奪う。38分、永戸勝也の左CKをアンデルソン・ロペスが頭で落とすと、エウベルが脇坂泰斗を背負いながらも右足でねじ込んだ。

ハーフタイムには2点ビハインドの川崎Fが動く。負傷明けの家長を下げて湘南ベルマーレから新加入の瀬川祐輔を投入すると、キックオフ早々、右からのアーリークロスを軸に佐々木がコントロールショットを放ち、ブロックされたこぼれ球にマルシーニョが反応。瀬川も58分、佐々木の対角のパスからカットインして左足を振り、直後にはクロスで遠野のヘディングを導いた。

追い掛ける川崎Fだが、車屋にアクシデント。接触のない場面で戻りのスプリント時に左足を痛め、急遽60分に大南拓磨と交代となった。

71分には膠着状態の様相を呈し始めたゲームに刺激を入れようと、両ベンチが2枚替え。川崎FはJ初出場となる山田に加えて大島僚太、横浜FMはエドゥアルドとヤン・マテウスがピッチに立ち、6分後には井上健太も新天地デビューを飾る。

依然として川崎Fがボールを握る時間が続くものの、横浜FMの守備陣も集中力を保ち続けると、84分にはこちらも途中出場のマルコス・ジュニオールがジェジエウに倒されて横浜FMにPKの判定が。ただ、VARから進言があり、ファウルの位置はボックスの外でFKに変更。ジェジエウには決定的な得点機会阻止としてレッドカードが提示された。

数的不利となった川崎Fだが意地を見せ、追加タイム1分に深い位置までえぐった佐々木の折り返しを橘田健人が蹴り込んで1点を返す。アディショナルタイムは6分が示されたが、横浜FMもこれ以上の反撃を許さずにタイムアップ。22563人の観衆の前で、ディフェンディングチャンピオンが開幕戦を白星で飾った。

川崎フロンターレ 1-2 横浜F・マリノス
【川崎F】
橘田健人(後46)
【横浜FM】
西村拓真(前4)
エウベル(前38)


【動画】エウベルが衝撃のアクロバティックゴール!




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