公式戦4戦未勝利のチェルシー、指揮官ポッターが現状やマウント去就に言及
超ワールドサッカー / 2023年2月18日 6時0分
チェルシーを率いるグレアム・ポッター監督が、苦境が続くチームの現状を冷静に分析した。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。
リーグ戦3試合連続ドローで10位に甘んじるチェルシー。直近に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16初戦ではドルトムントに0-1と競り負けて公式戦4試合未勝利と苦境が続く。
今季2度目の監督交代に踏み切った最下位セインツとのホームゲームで5戦ぶりの白星を目指すイングランド人指揮官は、17日に行われた前日会見の場で、チームの現状に関して率直に自身の見解を示した。
就任以降、多くの負傷者や大幅なメンバーの入れ替わりによって安定しないチームパフォーマンスに関しては、改善に時間を要していることを認めながらも、しっかりと現状を分析する必要性を説く。
「もっとできること、もっとよくできることがある。だが、それと同時に現状とその背景をよく見極める必要がある。グループがどのように機能しているかという点では、ポジティブだ。試合、対戦相手、環境の状況を考えると、アウェイでのドルトムントでのパフォーマンスはまた一歩前進したと思う」
「だが、今回はホームでプレミアリーグのチームと対戦する。週末は別の課題があり、確認する必要がある。我々にはその準備ができている」
「ホームで試合をするのだから、勝たなければならない試合だと思うし、勝ちたい。それはとてもシンプルなことだ。前にも言ったように、4カ月先のことを考えるのは意味がない。次の試合、サウサンプトンに集中している」
「シーズン序盤から分かるように、プレミアリーグで戦う試合は常に複雑で、タフなものだ。だから、我々はそのチャレンジに備えなければならない。ホームでプレーし、勝ち点3を取ることを目指すよ」
最新のチームニュースに関しては、ドルトムント戦で負傷の可能性が伝えられたDFベン・チルウェル、復帰が遅れるFWラヒーム・スターリングに言及。イングランド人指揮官は、「ポジティブだ。今日午後にトレーニングを行う予定だが、彼らが無事にメニューをこなせれば、メンバーに選ばれる可能性は十分にある」と、両選手の起用を楽観視している。
さらに、ここ4試合多くのチャンスを作りながらも、わずか1得点にとどまる攻撃に関する質問も飛んだ。その中で、FWピエール=エメリク・オーバメヤン、FWダビド・ダトロ・フォファナという本職のストライカー起用の可能性が問われたが、指揮官は両選手を評価しながらも明言を避けている。
「ピエールだけでなくダビド・フォファナもいる。彼は我々が契約しているセンターフォワードで、若いが可能性を感じている。もちろんピエールはチームにいるし、我々にとって重要なプレーヤーであることに変わりはない。彼はハードワークしているし、今の状況も理解しているが、何も決まっていない。彼の態度はとても良いし、今後を見ながら判断していきたいと思う」
また、クラブ生え抜きで将来のキャプテン候補と目されながらも、今季の振るわないパフォーマンスに加え、延長交渉難航が伝えられるMFメイソン・マウントにも言及。選手とクラブの問題だと一定の距離を置きながらも、早期解決を求めている。
「常に複雑で、常に交渉がある。メイソンとクラブに任せるのが最善だ。それが、私が考える限り、最善の対処法だ」
「彼は一緒に仕事をするのに素晴らしく、我々にとって重要なプレーヤーだ。もちろん、問題がすぐに解決されることを願っている」
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