FC東京が白星スタート！ オウンゴールに渡邊凌磨の一発で浦和を下す【明治安田J1開幕節】

写真：©︎J.LEAGUE

明治安田生命J1リーグ開幕節の1試合が18日に味の素スタジアムで行われ、ホームのFC東京が2-0で浦和レッズを下した。

アルベル体制2年目のFC東京は新加入の仲川と小泉が先発した一方で、長友をベンチスタートに。マチェイ・スコルジャ新体制の浦和は新加入のマリウス・ホイブラーテンら外国籍選手4選手がスタートから出場したほか、1年ぶり復帰の興梠がサブに入った。

今季を通じて上位で争っていくであろう両雄の一戦は比較的、互いに縦に素早い仕掛けを繰り出し合う形で入り、ボール際では激しさも。半ばを迎えてもそうした拮抗した展開が繰り広げられ、ポゼッション自体もそこまでの大差なく、試合が進む。

シュート数もそう多くない流れが続くなか、FC東京は30分に右CKの混戦からボックス左のバングーナガンデ佳史扶が左足を振り抜くが、GK西川の真正面。続く45＋1分には味方とのパス交換でボックス右をえぐった中村だが、クロスの精度を欠く。

ミドルサードでの攻防が続き、決定機がほぼなかった前半だが、後半から東と安部の交代に動いたFC東京が48分に左サイドからのバングーナガンデ佳史扶の折り返しをボックス左で受けた仲川にチャンス。だが、左足フィニッシュはクロスバーを叩く。

守勢の浦和は56分にダヴィド・モーベルグと松崎の交代に動くが、66分にFC東京が均衡を破る。バングーナガンデ佳史扶のパスをボックス左で受けた安部の折り返しは味方に合わなかったが、カバーに戻った小泉にヒットしてそのままゴールに決まった。

試合を動かしたFC東京は互いのベンチワークも活発化するなか、またも交代がズバリ。74分に右サイドでのスローインからアダイウトン、ディエゴ・オリヴェイラの繋ぎから、最後は途中出場の渡邊がボックス左から右足シュートを決め、突き放す。

連続失点の浦和は反撃姿勢こそあるものの、FC東京が守備面の連動性も優れ、押し返しきれず。交代カードもうまく効果をなしたFC東京が攻守に一枚上手の戦いを披露して、見事に白星スタートを切った。

FC東京 2-0 浦和レッズ
【FC東京】
オウンゴール(後21)
渡邊凌磨(後29)

【動画】大きな展開から渡邊凌磨のシュートが追加点

／
FC東京がリードを広げる
＼

アダイウトン、ディエゴ・オリヴェイラと繋いで最後は渡邊凌磨。渡邊のシュート#DAZN LIVE配信中 pic.twitter.com/qgva1txNjE

— DAZN Japan (@DAZN_JPN) February 18, 2023