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カタールが買収に乗り出すユナイテッド、イギリスの大富豪が名乗り「再び世界一のクラブにするために投資したい」

超ワールドサッカー / 2023年2月18日 23時45分

写真:Getty Images

カタールからの買収話が浮上しているマンチェスター・ユナイテッド。イギリスの大富豪も入札を行ったようだ。イギリス『BBC』が伝えた。

グレイザー・ファミリーが保有するユナイテッド。2022年11月にクラブの売却を検討していることを発表し、多くの興味が伝えられてきた。

そんな中、カタール最大の銀行の1つであるQIBのシェイク・ジャシム・ビン・ハマド・アル・サーニ会長が、マンチェスター・ユナイテッドの買収に向けて公式な入札を行ったことが報道されていた。

報道が出た中、イギリスの億万長者として知られるサー・ジム・ラトクリフ氏も正式に入札を行ったと報道。ラトクリフ氏がCEO(最高経営責任者)を務め、ロンドンに拠点を置く化学会社であるINEOS(イネオス)が声明を発表している。

「我々は野心的で競争力が高く、マンチェスター・ユナイテッドを再び世界一のクラブにするために投資したいと考えている」

「また、この国のサッカーのガバナンスが岐路に立っていることも認識している。クラブを現代的で進歩的でファン中心のオーナーシップアプローチを道標にすることで、イングランドのサッカー文化を深め、次の章をリードしていくための手助けをしたいと思う」

「我々はマンチェスター・ユナイテッドが誇り高い歴史とイングランド北西部のルーツに根差し、マンチェスターをマンチェスター・ユナイテッドに戻し、明確にチャンピオンズリーグを勝ち取ることに集中することを望んでいる」

INEOSは、ロマン・アブラモビッチ氏が売却に出したチェルシーを買収しようとしたものの失敗。現在はリーグ・アンのニースやスイス・チャレンジリーグ(2部)のローザンヌ・スポルトなどを保有している。

ラトクリフ氏は、グレーター・マンチェスター出身で、少年時代はユナイテッドのファン。個人資産は110億ポンド(約1兆7800億円)や60億ポンド(約9700億円)と推定されている。

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