昨年10月以来の公式戦弾、ルカクの蹴り直しPKなどでインテルがウディネーゼに勝利《セリエA》

写真：Getty Images

インテルは18日、セリエA第23節でウディネーゼをホームに迎え、3-1で勝利した。

前節はサンプドリアに圧倒しながらもゴールをこじ開けられなかった2位インテル(勝ち点44)は、首位ナポリとの勝ち点差を15に広げられた。そのインテルは4日後にチャンピオンズリーグのポルト戦を控える中、ラウタロをベンチスタートとし、ルカクとジェコの2トップで臨んだ。

8位ウディネーゼ(勝ち点30)に対し、中盤アンカーにブロゾビッチが入ったインテルが立ち上がりから押し込むと、15分にPKを獲得する。

ジェコのシュートのルーズボールに反応したダンフリースがボックス内でDFに倒された。キッカーのルカクはGKシルベストリにシュートを止められるも、蹴り直しが認められて2本目のシュートを確実に沈めた。

昨年10月以来となるルカクの公式戦弾で先制したインテルが主導権を握って試合を進めるも、前半終盤の43分にワンチャンスで追いつかれる。カウンターを受けた流れからR・ペレイラのラストパスを受けたロブリッチにシュートを決められた。

迎えた後半もインテルがボールを保持する展開で推移。しかし自陣に引くウディネーゼを崩せないことから66分にラウタロとチャルハノールを投入した。

72分、久々の決定機がインテルに訪れるも、ムヒタリアンのボールカットからショートカウンターに転じたジェコのシュートはGKシルベストリにセーブされる。

それでも1分後、インテルに勝ち越し弾。ロングカウンタ－に転じた流れからディマルコの左クロスをムヒタリアンがボレーで沈めた。

そして89分、ラウタロがGKとの一対一を決めて勝負あり。白星を取り戻してポルト戦に向かうことになった。