1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

苦しみながらも難所攻略のマドリーが連勝でCLリバプール戦へ! 終盤にバルベルデ&アセンシオ弾《ラ・リーガ》

超ワールドサッカー / 2023年2月19日 7時0分

写真:Getty Images

ラ・リーガ第22節、オサスナvsレアル・マドリーが18日にエル・サダールで行われ、アウェイのマドリーが0-2で勝利した。

クラブ・ワールドカップを制したマドリーは、ベルナベウ凱旋試合となったミッドウィークのエルチェ戦をベンゼマのドブレーテの活躍などで4-0と圧勝。首位のバルセロナとの勝ち点差8を維持した。

週明けにリバプールとのチャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16初戦を控えるアンチェロッティのチームは、9位のオサスナと対戦。超過密日程が続く中、エルチェ戦からは先発4人を変更。軽傷抱えるクロースと共に疲労面を考慮されたベンゼマが遠征メンバーを外れた一方、負傷明けのクルトワ、サスペンション明けのヴィニシウスに加えてモドリッチがスタメンに名を連ねた。

立ち上がりからボールを握ってホームチームの堅守攻略を図るマドリー。10分には左サイド深い位置でDFとのデュエルを制したヴィニシウスが、ボックス内に持ち込んで右足のシュート。だが、これはGKに触られて枠の右へ外れる。

以降はヴィニシウスがマッチアップのモンカジョーラやセンターバック相手に質的優位性をもたらすが、若きエースの個人技以外に攻め手を見いだせない。逆に、前がかりな布陣の背後を幾度か取られると、ブディミルをターゲットとする再三のクロスに手を焼く場面も。

前半半ばから終盤にかけても中盤での睨み合いが目立つクローズな展開が続く。序盤以降はなかなかフィニッシュまで持ち込めない攻撃面の停滞感が顕著なアンチェロッティのチームだが、前半終盤の43分に訪れたピンチはブディミルのシュート精度に救われて、辛くも0-0のスコアで試合を折り返すことになった。

後半も同じメンバーで臨んだマドリーはいきなり決定機を創出。47分、ボックス手前でセバージョスからのパスを足元で収めたロドリゴが鋭いターンから右足を振り抜くが、これはわずかに枠の右へ外れる。

電光石火の先制点とはならずも、後半に比べて攻撃にリズムが出てきたアウェイチームは、ブラジル人コンビを起点に続けてフィニッシュに持ち込む。57分には鮮やかな仕掛けでモンカジョーラをかわしてボックス内に抜け出したヴィニシウスがGKと一対一となるが、ここはドリブルでかわす選択が仇となり、GKセルヒオ・エレーラに阻まれる。

一方、攻撃の回数は少ないものの、マドリーの切り替えの鈍さもあってカウンターからチャンスを窺うオサスナ。62分にはその形からボックス手前右で仕掛けたモイ・ゴメスが左足のグラウンダーシュートを放つが、これは惜しくも右ポストを叩いた。

徐々に攻撃が停滞し始めたマドリーは66分、セバージョスを下げてアセンシオを投入。この交代でバルベルデがインテリオールにポジションを下げた。73分にはそのアセンシオの背後を狙ったパスに反応したヴィニシウスがボックス内でGKと一対一の絶好機を迎えるが、右に持ち出してのシュートはGKエレーラに読まれてしまい、これもモノにできない。

それでも、直後の78分には中盤でのモドリッチのパスカットから仕掛けたカウンターでボックス左に走り込んだヴィニシウスがDF2枚の間を抜く絶妙な右足アウトサイドパスをゴール前にスペースに供給。勢いを持って走り込んできたバルベルデが右足ダイレクトで蹴り込み、待望の先制点を奪った。

その後、前がかる相手の攻撃を受け止めながら逃げ切り態勢に入るマドリーは、ロドリゴを下げて試合終盤にアルバロ・ロドリゲスを投入。すると、イタリア人指揮官のこの采配がダメ押しの2点目をもたらす。

92分、高い位置でボールを奪い切ったアルバロ・ロドリゲスからの丁寧なラストパスに抜け出したアセンシオがボックス内で冷静にGKとの一対一を制した。

苦しみながらも難所エル・サダール攻略に成功したマドリーが、バルセロナとのポイント差を暫定5ポイントに縮めると共にリバプール戦に弾みを付けた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください