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覚醒エメルソンが決勝点! 途中出場ソンにもゴール生まれたスパーズが3戦ぶり勝利で暫定4位浮上!《プレミアリーグ》

超ワールドサッカー / 2023年2月20日 3時29分

写真:Getty Images

プレミアリーグ第24節、トッテナムvsウェストハムが19日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、ホームのトッテナムが2-0で勝利した。

前節、レスターに1-4の完敗を喫した5位のトッテナム。さらに、ミッドウィークのチャンピオンズリーグ(CL)では敵地でミランに0-1と惜敗。公式戦2連敗に加え多くの負傷者、手術後の体調が万全ではないコンテ監督が再休養と苦境に陥る。16位のウェストハムを相手に3試合ぶりの白星を目指したダービーでは先発3人を変更。ペリシッチとパプ・サール、ソン・フンミンに代わってベン・デイビス、ホイビュア。リシャルリソンが起用された。

開始直後にスローインの流れからペナルティアーク付近のボーウェンが枠のわずか右に外れるシュートを放つなど、日程面でアドバンテージを持つアウェイのウェストハムが良い入りを見せる。

一方、10分を過ぎた辺りから押し返し始めたトッテナムは、スキップのダイレクトボレーで最初の決定機を作ると、直後にはボックス内でのリシャルリソンからケインへのグラウンダーパスがDFケーラーの左手でブロックされると、一斉にPKをアピール。だが、VARの介入こそ入ったもののお咎めなしの判定に。

以降はダービーらしい激しい肉弾戦が繰り広げられる中、3トップが要所で前を向いて起点を担い厚みのある攻撃を仕掛けるトッテナム。だが、ボックス内に多くの人数を割くウェストハムに身体を張った守備で撥ね返される。

前半終盤にかけては両ウイングバックに加え、3バックのサイドも高い位置を取って相手の人海戦術に対して攻撃の人数で攻略を図るホームチーム。前半アディショナルタイムにはケインのラストパスに抜け出したリシャルリソンがボックス左角度のないところからの強引な反転シュート、左CKからロメロのストロングヘッドでゴールに迫るが、相手GKファビアンスキの好守などに阻まれた。

ゴールレスで折り返した後半、ホームチームがいきなり決定機を作る。47分、クルゼフスキとケインの連動したプレスからショートカウンターに持ち込み、ボックス中央で浮いたリシャルリソンが右足を振るが、これはGK正面を突く。さらに、直後には右サイドのクルゼフスキがライスと入れ替わってボックス内へラストパスを送ると、フリーのケインがすかさず右足シュートに持ち込むが、今度は枠の左に外れる。

以降も3トップを起点に鋭いカウンターを放つものの、最後の精度を欠いてゴールが遠いトッテナムだったが、コンテスタイルの肝である両翼が見事なコンビネーションから先制点をもたらす。56分、ハーフウェイライン手前のホイビュアから左サイドで背後を狙うベン・デイビスへ完璧なスルーパスが通る。そして、ウェールズ代表DFは右を並走する右ウイングバックへ丁寧なラストパスを送ると、そのままボックス内に運んだエメルソン・ロイヤルがゴール左隅へ右足のシュートを流し込んだ。

ペリシッチに代わって左ウイングバックに入ったベン・デイビスのお膳立てからここ数試合好調を維持するエメルソンの今季2点目で均衡を破ったトッテナムは、以降も優勢に試合を進めていく。

67分にはカタールW杯後初の先発出場となったリシャルリソンを下げてソン・フンミンを投入すると、この交代策が貴重な追加点をもたらす。72分、ロメロのクリアボールに反応したケインがDFオグボンナとの競り合いを制し、相手の背後を狙うソン・フンミンへすかさずラストパスを供給。絶妙なファーストタッチでボックス内に抜け出した韓国代表FWは冷静にGKとの一対一を制した。

久々のエースホットライン開通で3試合ぶりの勝利に近づくトッテナムは、ラングレに代えてペリシッチを投入するなど前がかる相手に対して受けに回ることなく果敢に3点目を狙っていく。

その後、相手の攻撃をきっちり撥ね返してクリーンシートで試合を締めくくったトッテナムが、ハマーズとのダービーに完勝し、公式戦3試合ぶりの白星を奪取。暫定ながらニューカッスルを抜いて4位に浮上し、次節チェルシーとのダービーに臨むことになった。

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