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グリーズマンの決勝弾を守り切ったアトレティコが2戦連続ウノセロ勝利! 次節マドリードダービーへ弾み《ラ・リーガ》

超ワールドサッカー / 2023年2月20日 4時36分

写真:Getty Images

ラ・リーガ第22節、アトレティコ・マドリーvsアスレティック・ビルバオが19日にシビタス・メトロポリターノで行われ、ホームのアトレティコが1-0で勝利した。

4位のアトレティコは前節、セルタ相手にサビッチの退場で窮地に追い込まれたが、後半終了間際のデパイの加入後初ゴールによって劇的なウノセロ勝利を収めた。次節に今季3度目のマドリード・ダービーを控えるシメオネのチームは、7位に位置する難敵アスレティックとの上位対決で2連勝を目指した。セルタ戦からは先発3人を変更。出場停止のサビッチ、バリオスとモラタに代えてヒメネス、カラスコ、アンヘル・コレアがスタメンに入った。

兄弟クラブである両クラブの縁によって、この試合ではアスレティックのクラブ創設125周年への敬意からホームチームがセカンドユニフォーム、アウェイチームがファーストユニフォームを着用。さらに、試合前には両チームの選手が一緒に記念撮影する友好的なムードも見られた。

しかし、キックオフの笛が吹かれると、アグレッシブさが信条の両チームはインテンシティの高い攻防を序盤から繰り広げていく。

ボールの保持率ではアトレティコがやや上回るも、互いに縦に速い攻撃でチャンスを作り合う。21分にはボックス付近のサンセトがミドルシュートで最初の決定機を作ると、直後の26分にはグリーズマンのクロスのゴール左で反応したカラスコが頭で合わせるが、これはわずかに枠の左へ外れる。

その後も一進一退の攻防が目立つ中、37分にはアトレティコにビッグチャンス。コレアのラストパスに抜け出したカラスコがボックス左でGKと一対一の絶好機を得るが、ファーポストを意識した右足のシュートはGKアギレサバラのビッグセーブに阻まれた。

見応え十分の攻防が目立ったものの、試合はゴールレスで折り返す。後半立ち上がりはカラスコが腰の捻りを利かせた鋭いシュートでGKアギレサバラを脅かすと、直後にはオフサイドラインぎりぎりでボックス内に抜け出したニコ・ウィリアムズがGKオブラクのビッグセーブを強いるなど、オープンな入りに。

だが、時間の経過と共に攻守両面で相手を圧倒し始めたアトレティコが主導権を掌握。59分にはアンヘル・コレアとデ・パウルに代えてモラタ、バリオスを同時投入すると、投入直後の2選手は早速フィニッシュに絡んで攻撃を活性化させる。

完全にペースを掴みながらも相手の堅守に手を焼くシメオネのチームは、72分にカラスコを下げてデパイを投入すると、この交代策が先制点をもたらす。73分、相手陣内中央で相手と競ったデパイのサポートに入ったグリーズマンがボールを引き取ってそのままボックス付近まで運ぶと、ゴール右下隅の完璧なコースに左足のシュートを突き刺した。

元レアル・ソシエダFWの鮮烈なゴールによってようやく先制に成功したアトレティコは、ゴールを奪うために前に出てきた相手を引っくり返す攻撃で追加点を狙う。77分にはデパイのスルーパスに抜け出したモラタがボックス左に持ち込んでシュートを放つが、これは惜しくも枠の右へ外れた。

その後、最少得点差のまま試合は最終盤を迎えるが、後半に入って攻め手を見いだせないアスレティックの反撃を危なげなく凌ぎ切ったアトレティコが、前節に続きウノセロで試合をクローズ。手堅い戦いぶりで上位対決を制したコルチョネロスは、次節のマドリード・ダービーへ弾みを付ける2連勝を飾った。

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