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ソルバッケンが値千金の加入後初弾! 前線主力不在のローマがヴェローナに競り勝って3位浮上《セリエA》

超ワールドサッカー / 2023年2月20日 6時48分

写真:Getty Images

セリエA第23節、ローマvsヴェローナが19日にスタディオ・オリンピコで行われ、ホームのローマが1-0で勝利した。

前節、格下レッチェと1-1のドローに終わり、アタランタとミランと同じ勝ち点41の4位に転落したローマ。さらに、ミッドウィークのヨーロッパリーグ(EL)のプレーオフ1stレグでは敵地でレッドブル・ザルツブルクに0-1の惜敗。振るわない内容での公式戦2試合未勝利となった。

週明けに逆転突破を目指すザルツブルクとのリターンレグを控えるモウリーニョ率いるチームは、降格圏の18位に低迷も直近4戦無敗のヴェローナを相手に弾みを付ける勝利を狙った。ザルツブルク戦からは先発4人を変更。負傷のディバラに加え、ペッレグリーニ、マティッチ、ザレフスキがスタメンを外れ、スピナッツォーラとボーヴェ、加入後初先発のソルバッケン、指揮官との和解が明かされたカルスドルプが復帰した。

互いに[3-4-2-1]の布陣で臨みマッチアップがハッキリした中、序盤から一進一退の攻防となる。時間の経過と共に地力で勝るローマが優勢に試合を進めていくが、思わぬアクシデントに見舞われる。

12分、セットプレーの流れでのゴール前の混戦で相手選手と交錯したエイブラハムの顔面に運悪く味方のマンチーニの足裏が当たってしまうと、左目付近を切ってしまい流血。プレー続行が不可能となり、15分にベロッティのスクランブル投入を余儀なくされた。

これにより、ディバラとペッレグリーニに加え、エイブラハムと前線の主力不在となったローマ。それでも、ここ最近好調を維持するエル・シャーラウィ、スピナッツォーラの左サイドの積極的な仕掛けを起点に幾つか良い形の攻撃を見せる。37分にはスピナッツォーラのミドルシュートが相手DFにディフレクトして枠を捉えるが、GKモンティポの好守に阻まれた。

2枚目のカードをもらってもおかしくないDFヒエンを中心にヴェローナのラフプレー、主審の微妙なジャッジによって徐々にフラストレーションを募らせるローマだが、その嫌な流れをノルウェー代表FWが見事に払しょくした。

前半終了間際の45分、左サイドからボーヴェ、クリスタンテ、スピナッツォーラと流れるようにボールが繋がると、スピナッツォーラの絶妙なフリックパスに反応したソルバッケンがボックス左に抜け出して体勢を崩しながらも左足で巻き込む形のシュートをゴール右隅に流し込んだ。

ソルバッケンのスタメン起用に応える加入後初ゴールによって1点リードで試合を折り返したジャッロロッシ。しかし、後半は積極的な交代策で前への圧力を強めるヴェローナに対して守勢を強いられる。

なかなかカウンターで相手を引っくり返せず、自陣でのプレーが続くと、ポルトガル人指揮官は70分に2枚替えを敢行。殊勲のソルバッケン、久々の戦列復帰となったカルスドルプを下げてチェリク、ザレフスキ、87分には攻撃をけん引したエル・シャーラウィに代えてワイナルドゥムの投入で逃げ切りを図る。

その後、試合最終盤の89分には左CKの場面でファーのイバニェスの折り返しに反応したベロッティに試合を決める絶好機が訪れたが、渾身のヘディングシュートはGKモンティポのビッグセーブに阻まれた。

それでも、ボーヴェやザレフスキら生え抜きの若手の奮闘もあってウノゼロでの逃げ切りに成功したローマが、公式戦3試合ぶりの勝利を収めて3位に浮上。週明けのザルツブルク戦へ弾みを付けた。

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