首位キープのバルサ、チャビは1G1AのS・ロベルトを絶賛 「チームの模範だ」

写真：Getty Images

バルセロナのチャビ・エルナンデス監督がスペイン代表DFセルジ・ロベルトの活躍を称えた。スペイン『マルカ』が伝えている。

19日に行われたラ・リーガ第22節でカディスをホームに迎えたバルセロナ。押し込む展開が続くと、43分にポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが放ったシュートのこぼれ球をセルジ・ロベルトが押し込んで先制する。前半アディショナルタイムにもセルジ・ロベルトのクロスのラストパスを受けたレヴァンドフスキが追加点を記録。試合を折り返しても主導権を握って時間を進め、2-0のまま勝ち切った。

これでリーグ7連勝となり、2位レアル・マドリーとは8ポイント差を維持。チャビ監督は試合後、後半の内容について課題を語りつつも、完封勝利に一定の満足感を示した。

「後半は強度とペースを落としてしまったが、それは仕方のないことなのかもしれない。2-0になって以降は疲労が蓄積し、最後はカディスに危険な場面を作られてしまったこともあった」

「ダイナミックさと試合内容には満足している。クリーンシートも保てた。2位との差もまだ8ポイントある」

また、1ゴール1アシストを記録したセルジ・ロベルトを絶賛。今季限りで契約満了となることにも触れ、チームへの残留を願った。

「彼とフェラン(・トーレス)は並外れた存在で、チームの模範だ。セルジはいつも、様々なポジションで最高のパフォーマンスを発揮している。彼に対する批判は私がこれまで見てきた選手の中で最も不当なものだと言えるだろう」

「彼は常に実力を発揮し、良い結果を残す。不平を言うことはなく、素晴らしいキャプテンだ。利他的で思いやりがあり、バルサらしさがある」

「私は彼を心から信じている。もちろん、彼には契約を更新してほしい。彼の活躍は保証されているように私は感じている。周囲から批判されることもあるが、常にプラス思考を持って取り組んでいる」