韓国代表FWソン・フンミンが人種差別被害…トッテナムが声明「改めて対応を求めます」

写真：Getty Images

トッテナムは19日、韓国代表FWソン・フンミンに対する人種差別行為への声明を発表した。

クラブの発表によると、人種差別は19日に行われたプレミアリーグ第24節のウェストハム戦で発生。クラブは下記の声明を発表した。

「我々は、今日の試合中にソン・フンミンに対するインターネット上で完全に非難されるべき人種差別的虐待について、我々は認識しています」

「我々はソニーの味方であり、ソーシャルメディア企業や当局に改めて対応を求めます」

この試合でソン・フンミンは公式戦6試合ぶりにゴールを決めていた。

最近では、ブレントフォードのイングランド代表FWイヴァン・トニーがインスタグラムで人種差別を受けており、その際も「意味のある改革」を要求していた。

インスタグラムやフェイスブックを運営するMetaは「アプリ内で報告されていなかった」として、行動を起こせなかったと説明。警察の捜査で犯人は逮捕され、罪を認めていたが、イタチごっこはまだまだ続くことになりそうだ。