更迭は過ちでした？ PSGがフリーのトゥヘル再招へいか

写真：Getty Images

パリ・サンジェルマン(PSG)が元チェルシーのトーマス・トゥヘル氏(49)を呼び戻す可能性が浮上している。イギリス『ロンドン・イブニングスタンダード』が報じた。

今季からクリストフ・ガルティエ監督の下で戦うPSG。今年を迎えるまで無敗が続いたが、新年早々の1日に行われたリーグ・アンで公式戦を通じても初の黒星を喫してから、安定感を欠いた歩みが続く。

この2月に入ると、クープ・ドゥ・フランスのマルセイユ戦、リーグ・アンのモナコ戦、そしてチャンピオンズリーグ(CL)のバイエルン戦ですべて敗れ、3連敗。監督の去就は騒がしくなりつつある。

そのなか、後任候補に浮上したのが実現すれば再任のトゥヘル氏。前回は2020年12月に解任されたが、その当時に軋轢が取り沙汰されたスポーツディレクター(SD)のレオナルド氏はもういない。

現在のSDはルイス・カンポス氏であり、それでも説得を必要とするかもしれず、コーチングに集中できる環境などの確約も求められそうだが、トゥヘル氏は現場復帰の準備が整った状態だという。

また、欧州5大リーグでタイトルを争うクラブを探り、少なくともプレミアリーグ中位クラブから届いた1つの打診を断ったとも。PSGは再任となれば、前回の更迭を過ちと認めるつもりともされるが、いかに。