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ガーナ代表の7番が欠番に? トルコ・シリア大地震で他界したアツに敬意を表する可能性

超ワールドサッカー / 2023年2月22日 22時3分

写真:Getty Images

トルコ・シリア大地震で犠牲となってしまった元ガーナ代表FWクリスティアン・アツ。ガーナサッカー協会(GFA)が永久欠番を検討しているようだ。『GhanaWeb』が伝えた。

6日に発生したトルコ・シリア大地震。トルコ南東部で発生した最大の地震は、トルコとシリアを合わせて4万7000人を超える犠牲者が出ている。

アツは自宅にいた際に被災。最も被害の大きかったハタイの自宅にいたため、瓦礫の下敷きに。一時は助かったと報告されたが、18日に遺体が発見され、ガーナの実家へと帰ることとなった。

『GhanaWeb』によれば、イースタン・リージョナル・フットボール・アソシエーションの会長を務めるリンフォード・ボアドゥ氏が、『Bryt FM』のインタビューでGFAがアツに敬意を表し、背番号7を永久欠番にする計画があると語ったという。

「悲しい状況だ。アツがあんなに大きなアパートに住むとは思っていなかったし、一軒家だと思っていた。ただ、トルコのクラブに入ってからは、安定感がなかったと思う」

「あの45秒の地震の後、誰かが生き残っているということは信じ難いことだったが、アツが亡くなったというニュースが報じられるまで、我々はアツが生きたまま見つかることを望んでいた」

「彼は心から国に奉仕し、遺体を受け取る短い式典では、バウミア副大統領が彼に相応しい埋葬にすることを明かしていた。これは大きなことだ。私にとって、アツがいかに国に貢献したかを考えると、それに値すると思っている」

「FAの評議会は、多くのことを考えている。アツに敬意を表し、7番のシャツを永久欠番にしなければいけないと考えている人もいる。ただ、それには会議での決議が必要だ」

アツはポルト、リオ・アヴェ、チェルシー、フィテッセ、エバートン、ボーンマス、マラガ、ニューカッスル、アル・ラーイド、ハタイスポルでプレー。ガーナ代表としても65試合に出場し9ゴールを記録していた。

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