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ルカクが決勝弾、インテルが10人の堅守ポルトにウノゼロ先勝《CL》

超ワールドサッカー / 2023年2月23日 6時57分

写真:Getty Images

チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグ、インテルvsポルトが22日に行われ、1-0でインテルが先勝した。

バイエルン、バルセロナが同居した死の組を3勝1分け2敗の2位で通過し、2季連続で決勝トーナメントに進出したインテルは、主力に欠場者はなく現状のベストメンバーで臨み、ラウタロとジェコの2トップで挑んだ。

一方、アトレティコ・マドリー、レバークーゼン、クラブ・ブルージュが同居したグループBを4勝2敗の首位で通過し、2季ぶりに決勝トーナメントに進出したポルトも同じく現状のベストメンバーで臨み、ペペやタレミらがスタメンとなった。

普段採用しているフラットな[4-4-2]ではなく[4-2-3-1]を採用し、チャルハノールにオタビオを付ける布陣としてきたポルトに対して、インテルは13分に好機。ディマルコの左クロスからフリーのラウタロがヘッドも枠外だった。

その後もインテルが押し込む展開で推移したが、ポルトの組織的な守備の前に好機を生み出すには至らない。

すると守勢が続いていたポルトに37分、決定機。タレミがボックス右でポストプレー。ヒールパスを受けたグルイッチがGKオナナ強襲のシュートを浴びせた。

ひやりとしたインテルは追加タイム3分に絶好機。右サイドからのディマルコのFKをバストーニがヘッド。枠を捉えていたが、GKジオゴ・コスタのビッグセーブに阻まれた。

ゴールレスで迎えた後半、55分にペペのロングドリブルを起点にタレミがゴールに迫ったポルトが良い入りを見せると、続く57分にもサヌシ、タレミと立て続けにボックス内から決定的なシュートを放ったが、シュクリニアル、GKオナナの好守に阻まれる。

凌いだインテルはジェコに代えてルカクを投入。徐々に圧力を強めると、78分に退場者を誘発。チャルハノールへのファウルでオタビオに2枚目のイエローカードが提示された。

すると数的優位となったインテルが86分、ゴールをこじ開ける。バレッラの右クロスからルカクがヘッド。一度はポストに直撃するも、ルーズボールを左足で押し込んだ。

さらに88分、CKの流れから再びルカクに決定機も、ゴール至近距離からのシュートはGKジオゴ・コスタのファインセーブに阻まれる。それでも1-0のまま先勝。2ndレグへアドバンテージを得ている。

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