32戦32発のハーランドが同じ“次世代の怪物“ムバッペの凄み語る「ノルウェー代表でプレーしてほしい」

写真：Getty Images

マンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドは、パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペへのリスペクトを示した。フランス『RMC Sport』が伝えている。

現代サッカーを牽引してきたのは、PSGのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと、アル・ナスルのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド。2008年にC・ロナウドがバロンドールを受賞して以降10年間にわたって2人で世界最高選手の座を占めるなど、長年トップを走り続けていた中で、そのライバル関係を引き継ぐと言われる2人の若きスターも出現している。

昨夏シティに加入したハーランドは、すでに世界最高のストライカーの1人と評価されている22歳。新天地で迎えた今シーズンはここまで公式戦32試合の出場で32ゴールと、驚異的なペースでゴールを決めている。

一方、24歳のムバッペはPSGですでに13個のタイトル獲得に貢献。代表キャリアでも2度のワールドカップ(W杯)に出場して優勝と準優勝を経験しており、昨年のカタール大会では決勝でのハットトリックを含む8ゴールを挙げて得点王となった。

ハーランドはフランス『Canal+』のインタビューでムバッペを称賛。そのスピードとパワー溢れるプレーに凄みがあると語った。

「良い選手は何人かいるけど、キリアンもその中の1人だよ。彼はとてもパワフルだ。彼がフランス代表でプレーしていることは、フランス人にとってとても幸運なことだろうね。もちろん彼にはノルウェー代表でプレーしてほしいけど、そうはいかない。とにかく彼はすごい選手なんだ」

「彼は凄まじく速く、とても力強い。そして何よりも、何年も今のフォームを継続している」
「それでも彼はまだ24歳。僕より2歳年上なだけなんだ。そんなのおかしいよ。僕は彼があと10年はトップレベルでプレーしていると思う。驚異的だよ」