昨季コパ・デル・レイで八百長疑惑？ ラ・リーガが調査開始

写真：Getty Images

昨シーズンのコパ・デル・レイで八百長に関する調査が開始された。

ラ・リーガは23日、2021-22シーズンのコパ・デル・レイ1回戦のウラカン・メリリャvsレバンテで八百長が行われた可能性があることを明かした。

2021年12月2日に行われた同試合は、2020年に創設されスペイン5部に所属するウラカン・メリリャに対して、昨季はプリメーラに所属していたレバンテが8-0の圧勝を飾っていた。

しかし、同試合に関しては、八百長撲滅を目的に2015年にラ・リーガが新たに設置した匿名型の通報メール窓口に幾つかの情報が寄せられていた。

これを受け、ラ・リーガはスポーツとギャンブルのインテグリティのための国立警察センター(CENPIDA)に通報を行い、調査を開始した。

なお、ラ・リーガの声明によると、今回の八百長に関してレバンテは「警察が開始した捜査から完全に外れている」と、完全な身の潔白が証明されているという。

一方、メリリャ治安判事裁判所によって行われる調査では、現時点で6名の事情聴取が実施されており、その内の1名はウラカン・メリリャの元プレーヤーだという。