ディ・マリアがビューティフル弾含むハット、ユベントスが10人ナントを下して16強入り《EL》

写真：Getty Images

ユベントスは23日、ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント・プレーオフ2ndレグでナントとアウェイで対戦し、3-0で勝利した。この結果、2戦合計スコア4-1でユベントスがラウンド16へ勝ち上がっている。

先週ホームで行われた1stレグを1-1の引き分けに持ち込まれたユベントスは、2-0で勝利した直近のスペツィア戦のスタメンから5選手を変更。ディ・マリアやブレーメル、GKシュチェスニーがスタメンに戻った。

1stレグで採用した5バックではなく4バックでスタートしたナントに対し、ケアンとディ・マリアの2トップで臨んだユベントスが開始5分、ビューティフルゴールで先制する。

ファジョーリのパスをボックス右角で待ち構えていたディ・マリアがダイレクトシュート。完璧な弧を描いたシュートがゴール左上に決まった。

失点後もナントが前がかる展開の中、ユベントスは17分にPKを獲得するとともに数的優位となる。ボックス右で縦に仕掛けたディ・マリアがシュートに持ち込むと、ゴールカバーに入っていたパロワにハンドがあった。

このPKをディ・マリアが決めてリードを広げたユベントスは38分、ロカテッリがコントロールシュートでゴールに迫れば、追加タイムにはコスティッチのシュートがポストに直撃。2点のリードで前半を終えた。

迎えた後半、67分に途中出場ヴラホビッチのミドルシュートで牽制したユベントスは、78分に3点目。アレックス・サンドロがGKと一対一となったシュートの二次攻撃で、ディ・マリアが浮き球のルーズボールをヘッドで押し込む。

GKラフォンにゴールライン上でセーブされたかに思われたが、ゴールラインテクノロジーが発動し、得点が認められた。

このまま3-0でユベントスが勝利。2戦合計スコア4-1でラウンド16へ勝ち上がっている。