テン・ハグが勝ち誇る 「就任後最も大きな勝利？ そうだね。そう思う」

写真：Getty Images

マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督が振り返っている。

ユナイテッドは23日のヨーロッパリーグ(EL)プレーオフ2ndレグでバルセロナをホームに迎え撃ち、人と選手の配置を修正した後半の2発で2-1の逆転勝利。2戦合計4-3で見事に16強入りを決めた。

前半こそバルセロナペースだったが、采配ズバリの手腕が光ったテン・ハグ監督は就任後最も大きな勝利かと問われ、「そうだね。そう思う」と勝ち誇った。

「このホームでリバプールやアーセナルに勝ったり、いくつかあるが、今回が一番大きい。バルセロナはラ・リーガの首位であり、レアル・マドリーと8ポイント差。今週のレアル・マドリーも観たし、そういう相手を抑え込む彼を倒したら、最大の勝利だ」

「(バルセロナの前半？) そうは思わない。安いPKだったが、ブルーノ(・フェルナンデス)がリスク覚悟でやったまで。プレミアリーグとは違うし、慣れるしかない」

「チャンスも我々にあった。ブルーノに2度あったようにね。バルセロナはそれほど多く作れていなかったし、多くの問題を引き起こしているわけではなかった。我々の問題は信念の欠如だったし、後半はずっと良くなったよ」

また、「一歩ずつだ。ヨーロッパのトロフィーを夢見ているわけにいかない。まだずっと先の話」と気を緩めず、今週末の就任初となるタイトル戦を意識した。

「日曜日(26日)にはウェンブリーで行われるカラバオカップ決勝のニューカッスル・ユナイテッド戦でトロフィーを獲得する大きな機会がある」

「そのトロフィーを掲げるためにすべてを捧げる。これからはその試合に集中するんだ。(ELの)抽選は私に関係ない。ニューカッスル戦に集中するんだ。それだけが重要だ」