ユナイテッドの6年ぶりタイトルにOBもご満悦！ キーン&ネビルが指揮官称える 「クラブの最重要人物」

写真：Getty Images

マンチェスター・ユナイテッドOBのロイ・キーン氏、ギャリー・ネビル氏は古巣のEFLカップ(カラバオ・カップ)制覇にご満悦のようだ。イギリス『ミラー』が伝えている。

ユナイテッドは26日、EFLカップ決勝戦でニューカッスルと対戦。33分にMFカゼミロがセットプレーから先制点を叩き込むと、続く39分にはFWマーカス・ラッシュフォードが放ったシュートが相手DFに当たってオウンゴールとなり、前半だけで2点のリードを奪う。

後半はさらなる追加点こそ決められなかったが、ニューカッスルの攻撃をシャットアウトし、2-0で勝利。6年ぶりのEFLカップ制覇となったが、主要タイトルの獲得自体が6年ぶりであり、世界中のユナイテッドファンが歓喜に包まれた。

普段は辛口OBとして古巣に様々な注文を突きつけるキーン氏もこの日ばかりはご満悦。コメンテーターを務めるイギリス『スカイ・スポーツ』で「選手たちは水曜日に重要な試合がある。シャンパンを飲んでいいのはコーチ陣だけだぞ(笑)」と、昨夏の就任からチームを再建したエリク・テン・ハグ監督を称える。

さらに、試合後のテン・ハグ監督を特設スタジオのインタビューに招いた際には、同監督がDFリサンドロ・マルティネス、FWアントニーの“アヤックス組”と一緒に歓喜のダンスを踊っていたのを指摘し、冗談交じりに「辞任すべきだな(笑)」と言い放った。

また、ギャリー・ネビル氏は真面目にテン・ハグ監督を絶賛。ユナイテッドのライバルを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督、ユルゲン・クロップ監督とも肩を並べる存在になったと力説する。

「誰もがグアルディオラをマンチェスター・シティ、クロップをリバプールの最も重要な人物として思い浮かべるが、テン・ハグ(監督)はまさに今日、彼がわずか数カ月でユナイテッドを掌握していたことを証明した」

「もちろん、ファンはカゼミロとラッシュフォードを愛している。しかし、テン・ハグがトロフィーを掲げるのを見て、ユナイテッドにとって最も重要な人物は誰なのか、再確認させられたことだろう」