負傷から3カ月…アーセナルのジェズスは公式戦復帰目前？ 戦力充実で指揮官は起用急がず

写真：Getty Images

アーセナルのブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスは公式戦復帰が近いようだ。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。

右ヒザのケガでカタール・ワールドカップ(W杯)を途中リタイアしたジェズス。昨夏加入のアーセナルでは中断期間前にエースとして君臨していたが、12月上旬に全治3カ月と診断され、現在まで離脱が続いている。

あれからもうすぐ3カ月。ジェズスを欠くアーセナルはプレミアリーグで首位をキープし、19年ぶりのリーグ制覇へと日々前進。シーズン当初はスタメンが固定されていたが、MFファビオ・ヴィエイラの台頭やFWレアンドロ・トロサールなどの加入によって戦力も充実する。

そのためか、ミケル・アルテタ監督はケガ再発のリスクを考慮し、ジェズスの早急な起用を急いでいない模様。25日に行われたレスター・シティ戦前の記者会見で「可能な限り早く戻ってきてほしいが、ドクターたちの見識を尊重する」と語った。

来月1日に行われるプレミアリーグ第7節延期分のエバートン戦でメンバー入りできるかは定かでないものの、少なくとも今週中にはトレーニングに復帰するとの観測が根強いという。

ジェズスが復帰すれば、アーセナルにとってこの上ない「補強」となるだろう。