アルゼンチン代表、W杯優勝に導いたスカローニ監督の続投を発表！

写真：Getty Images

アルゼンチンサッカー連盟(AFA)は27日、アルゼンチン代表のリオネル・スカローニ監督(44)の続投を発表した。契約期間は2026年の北中米ワールドカップ(W杯)が終了するまでとなる。

現役時代に母国のニューウェルズ・オールドボーイズやエストゥディアンテス、ウェストハム、ラツィオ、マジョルカ、アタランタなどでプレーしたスカローニ監督。

引退後は指導者となり、セビージャではホルヘ・サンパオリ監督の下でアシスタントコーチに就任。その後、サンパオリ監督とともにアルゼンチン代表のアシスタントコーチに就任すると、2018年7月からはU-20アルゼンチン代表の監督に就任。すると同年8月に解任されたホルヘ・サンパオリ監督の後釜として、アシスタントコーチから昇格する形で暫定的に指揮を執った。

その後、2019年11月に正式監督に任命されると、2021年のコパ・アメリカでブラジル代表を下して優勝。そして、最年少監督として望んだ今回のカタールW杯では、初戦でサウジアラビア代表に敗れる波乱がありながらも、その後は決勝トーナメントでオランダやクロアチアを下しながら、最後は王者フランスを破って栄光に到達した。

AFAは公式サイトで以下のような声明を発表している。

｢月曜日にパリでクラウディオ・タピア会長とリオネル・スカローニが会談し、2026年まで代表チームの監督としての契約を延長することを最終的に決定した。アルゼンチン代表は、3月末にパナマ代表とキュラソー島代表とそれぞれ親善試合を行う予定だ。日時と会場は数日中に発表される｣