モウリーニョがレッチェMFの獲得熱望？ ローマは今夏の獲得に本腰か

写真：Getty Images

ローマのジョゼ・モウリーニョ監督は、レッチェのデンマーク代表MFモルテン・ヒュルマンド(23)の獲得を熱望しているようだ。

オーストリアのFCアドミラでプロデビューを飾ったヒュルマンドは、2021年1月に当時セリエBに所属していたレッチェへ加入。チームの主軸に定着して昨季セリエA昇格に貢献すると、今季もここまでリーグ戦22試合に出場して4アシストを記録している。

イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、モウリーニョ監督は献身的な守備も厭わない司令塔のヒュルマンドを高く評価しており、チームで長期にわたって主軸を担う存在として、クラブ上層部に今夏の獲得を要請した模様だ。

ヒュルマンドにはかねてよりユベントスとアタランタが関心を示しているほか、今年1月の移籍市場ではサウサンプトンが移籍金1400万ユーロ(約20億円)のオファーを提出したものの、レッチェが拒否。ただし、非売品ではなくオファー次第で売却に応じる可能性が高いという。

一方で、レッチェは現在残留争いに集中するため、あらゆる交渉を拒否する姿勢を見せており、具体的な進展はシーズン終了後となりそうだ。