ポグバ再デビューのユベントス、打ち合いとなったトリノ・ダービーをブレーメンの恩返し弾などで制しシーズンダブル《セリエA》

写真：Getty Images

ユベントスは2月28日、セリエA第24節でトリノとのダービーをホームで戦い、4-2で勝利した。

前節スペツィアに2-0と辛勝した7位ユベントス(勝ち点32)は、ヨーロッパリーグのナント戦ではディ・マリアのハットトリックでベスト16に進出。そのユベントスはヴラホビッチとディ・マリアの2トップとする[3-5-2]で臨んだ。

9位トリノ(勝ち点31)に対し、開始2分に失点する。CKからボンジョルノにヘディングシュートを許すと、ゴール前でフリーのカラモーへ。そのまま蹴り込まれ先制された。

出鼻を挫かれたユベントスだったが、16分に追いつく。スルーパスでボックス左に侵入したコスティッチがクロスを送ると、ファーサイドに流れたルーズボールをクアドラードがダイレクトボレーで叩き込んだ。

その後は一進一退の攻防が続いた中、ユベントスは40分にピンチ。ここはサナブリアのヘディングシュートをGKシュチェスニーがファインセーブで凌いだが、43分に勝ち越される。左サイドからのイリッチのアーリークロスをサナブリアにダイレクトで合わせられた。

それでも追加タイム1分、ディ・マリアのCKからダニーロのヘディングシュートが右ポスト内側に当たってゴールラインを割り、打ち合いとなった前半を2-2で終えた。

迎えた後半、開始4分にユベントスに逆転のチャンス。ロングボールで左サイドのスペースを突いたファジョーリのクロスをヴラホビッチがシュート。しかしバーに直撃した。

その後、69分にキエーザや今季初出場となるポグバら3選手を投入したユベントスは2分後に逆転。ショートコーナーからキエーザのクロスをブレーメルがヘッドで押し込んだ。

ブレーメルの恩返し弾で逆転としたユベントスは81分に勝負を決定付ける。ボックス手前左からのコスティッチのFKをラビオが合わせた。

終盤にかけては5バックとして守備を固めたユベントスが4-2のまま勝利。トリノとのダービーを逆転で制し、シーズンダブルとした。