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ドルトムントのヴォルフ、昨年秋に心臓の手術を受けたことを告白

超ワールドサッカー / 2023年3月1日 22時53分

写真:Getty Images

ドルトムントの元ドイツ代表MFマリウス・ヴォルフが昨年秋に心臓の手術を受けていたことを明かした。

ヴォルフは今シーズン開幕から左右のサイドバック、サイドハーフを主戦場に定期的にプレー機会を得ていた。しかし、昨年10月以降は体調不良によって欠場が重なっていた。

当時、ドルトムントからコンディション不良に関する詳細は明かされていなかったが、ヴォルフはドイツ『Ruhr Nachrichten』の直近のインタビューで心臓の手術を受けていたことを明かした。

「心房細動になっていたんだ」

「心臓のリズムが正常ではなかった。はっきりとそのことに気が付いたよ。もちろん、原因が分からずに、最初は気分が悪くなり、奇妙な感覚だったし、眠れぬ夜が続いていた。家でベッドに横になり、何が起こっているのか分からなかった。そのときの状態をうまく表現できないけど、確かに良くなかった」

また、ヴォルフは正確な診断結果から手術までの期間はわずか3日で、これまで手術の事実を知っていたのは、近親者とクラブの一部関係者のみだったことも明かした。

「僕は検査を受け、手術をしなければならないと言われた。アスリートとしてそれを回避する方法はないと言われたんだ」

なお、ヴォルフによると、手術から10日後には再びランニングが可能となったが、1カ月間抗凝血剤を服用しなければならず、チームトレーニングの許可が下りなかったという。そのため、ウィンターブレイクの期間にはしばらく個人トレーニングを余儀なくされたという。

ただ、再開後に完全にコンディションを取り戻した同選手は、右サイドバックの主力として攻守に安定したパフォーマンスを披露し、公式戦9連勝中のチームを支えている。

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