人気株ライスにキーン氏が厳しい見方 「彼はもっと多くをする必要がある」

写真：Getty Images

マンチェスター・ユナイテッドOBのロイ・キーン氏がウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライス(24)に物足りなさを口にした。イギリス『デイリー・メール』が報じている。

ウェストハムでの活躍ぶりから、ビッグクラブから引く手あまたのライス。来たる夏にウェストハムとの現行契約が来季限りとなり、本格的な争奪戦も取り沙汰される。

そのなか、最低1億2000万ポンド(約195億9000億円)を求め、頑ななウェストハムだが、キーン氏は最近のパフォーマンスぶりからして、厳しい見方をしているようだ。

「彼は今季、ウェストハムでうまくやることに集中すべきだ。今季はそんなに素晴らしいとは思わない。彼に関する話や、ウェストハムのPRぶりのわりにね。彼はもっと多くのことをしなければならない。十分にゴールを決めていなければ、アシストもそんなにだ」

また、隣のイアン・ライト氏が反応すると、キーン氏は「同意しかねるかい？ それで構わない。私は中盤の選手だった」と被せ、「私からして、彼はもっと多くをする必要がある。今夜がどんな感じか見てみよう」と続けた。

どうであれ、能力は折り紙付きで、イングランド代表でも絶対的主力とあって、今夏の人気銘柄となりそうなライス。ほしがるクラブはすでにいくつも挙がるが、果たして。