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48カ国出場の北中米W杯、大会方式変更を検討?3カ国の16グループを取りやめか

超ワールドサッカー / 2023年3月3日 10時13分

写真:Getty Images

2026年に行われる北中米ワールドカップ(W杯)。出場国が48カ国に拡大されることが決定しているが、大会方式が変更になるようだ。イギリス『BBC』が伝えた。

2022年のカタールW杯までは32カ国で行われていた中、3年後の2026年大会は48カ国に出場国が増加。出場国の予選の難易度が大きく下がる一方で、本大会での熱戦が増えることが予想されている。

アメリカ、メキシコ、カナダの3カ国共催となり、大会方式は3カ国が16のグループに分かれてグループステージを実施するということに決まっていたが、国際サッカー連盟(FIFA)はその考えを改めることにしたという。

その理由は、カタールW杯での結果が大きく影響しているとされ、日本代表のグループのように、波乱の起こったグループが続出。大会自体が大きく盛り上がることにも繋がったため、4カ国の12グループに変更する可能性が検討されているという。

『BBC』によれば、大きな枠組みは変更しないという条件の下、4カ国によるグループステージの実施は概ね合意に至っていると報道。北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)のビクトル・モンタリアーニ会長のコメントを伝えた。

「3チームのグループは素晴らしかったが、いくつか問題がある」

「W杯の出場権を獲得した中で、チームの3分の1が2試合で帰国するというのは正しいことだろうか」

「我々は責任を負わなければいけない。2014年と2018年には日数の足切りがあり、それは超えられない。3カ月にわたるW杯は開催できない」

3カ国の16グループでは、試合数は80試合となるが、4カ国12グループでは104試合となる可能性があり、今までよりも大会の開催期間が長くなることとなる。

さらに3カ国共催となり、チームの移動が増えることを考えると、環境への懸念を引き起こすことにもつながり、モンタリアーニ会長はその点を考える必要があるとした。

「試合のスケジュールはとても重要だ。チームをニューヨークからロサンゼルスへと移動させることはできない」

「ボストン、フィラデルフィア、ニューヨークでプレーするグループがあり、別のグループはバンクーバーとシアトル、ロサンゼルスとサンフランシスコでプレーする」

広大な土地で行われることとなるW杯。1994年にはアメリカで実際に開催はしているが、出場国が増えて長距離移動は現実的ではない。果たしてどのような結論を出すのか。3月16日にルワンダで開催されるFIFA評議会で検討される可能性があるという。


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