前田＆古橋弾などでセルティックがハーツに逆転勝利！《スコティッシュ・プレミアシップ》

写真：Getty Images

セルティックは8日、スコティッシュ・プレミアシップ第27節延期分でハーツと対戦し3-1で勝利した。

首位を独走するセルティック(勝ち点76)のFW古橋亨梧は71分までプレー、60分に今季20点目を記録、FW前田大然は31分までプレー、25分に今季7点目を記録、MF旗手怜央は70分からプレー、DF岩田智輝は80分からプレー、DF小林友希はベンチ入りしたが出場機会はせず。3位のハーツ(勝ち点45)のFW小田裕太郎は44分から65分までプレーしている。

今週末のスコティッシュカップ準々決勝で再戦の決まっている両者の一戦は、早い時間にスコアが動く。7分、グラントのパスで左サイドをオーバーラップしたハリデイがボックス左からクロスを供給すると、ファーサイドに走りこんだジネリーが頭で流し込み、ハーツが先制した。

その後は先制を許したセルティックが押し込む展開で推移するも、5バックを敷くハーツ守備陣を崩しきれない状況が続く。それでも25分、ラルストンからのスルーパスでボックス右横まで駆け上がった古橋がダイレクトクロスを入れると、ゴール前に走りこんだ前田がすべり込みながら左足でゴールに流し込んだ。

試合を振り出しに戻したセルティックだったが、29分にアクシデント。ゴールシーンで相手GKと接触していた前田が左ヒザを負傷。ピッチに座り込むと、そのままプレー続行不可能となり、31分にジョタが緊急投入された。

不運な形で交代枠を使ったセルティックだが、ハーツも44分に右足の付け根を痛めたジネリーがピッチに倒れ込むと、プレー続行不可能となり小田が投入された。

ハーフタイムにかけて攻勢を続けるセルティックは、前半アディショナル2分に左サイドからボックス左手前にカットインしたジョタがミドルシュートで相手ゴールに迫ったが、これは左ポストに嫌われた。

1-1で迎えた後半、再びスコアを動かしたのはセルティック。60分、中盤でボールを奪ったジョタの横パスを中央で受けた受けたムーイのラストパスに反応した古橋が左足のダイレクトシュートをゴールに突き刺した。

逆転に成功したセルティックは、70分に古橋、オライリー、アバダを下げて旗手、オ・ヒョンギュ、ハクシャバノビッチを投入。さらに80分には、ムーイを下げて岩田をピッチに送り出した。

すると84分、ボックス左角付近でパスを受けたハクシャバノビッチがボックス内に切り込み右足一閃。コントロールショットがゴール右上に決まった。

結局、試合はそのまま3-1でタイムアップ。前田や古橋のゴールで逆転勝利のセルティックが、週末に行われるカップ戦に向けて弾みをつけている。

セルティック 3-1 ハーツ
【セルティック】
前田大然(前25)
古橋亨梧(後15)
ハクシャバノビッチ(後39)
【ハーツ】
ジネリー(前7)