「CLを制するチームがあった」またもCL制覇を逃したPSG、ムバッペはバイエルンとの差を語る「ベストを尽くした」

写真：Getty Images

パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペが、バイエルン戦を振り返った。フランス『レキップ』が伝えた。

8日、チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグでPSGはバイエルンとアウェイで対戦した。

1stレグはゴールレスドローに終わっており、この試合の勝者がベスト8に進出するというわかりやすい展開に。PSGはムバッペ、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの2トップで臨んだ。

試合はこう着状態が続いた中、61分にエリック・マキシム・チュポ＝モティングがゴールを決めてバイエルンが先制。PSGは最低でも1点を取らなければいけないなか、90分にはセルジュ・ニャブリがダメ押しゴール。2-0で敗れ、またしてもCL制覇の夢はお預けとなった。

試合巧者ぶりを見せられたPSGだが、ムバッペは結果についてコメント。バイエルンには優勝するチームがあったとし、自分たちは進んでいくしかないとした。

「ガッカリしている。でも、今は前に進むしかない。お互いに疑問を呈する必要があるし、シンプルに前に進んでいくしかない」

また、バイエルンとの差について問われたムバッペは、大きく変わらないとし、ベストを尽くした結果だとコメントした。

「2つのチームの状態を見れば、それほどの差はない。彼らには、素晴らしいチーム、素晴らしい選手たち、チャンピオンズリーグを制するために作られたチームがある」

「シーズン最初のC1記者会見で、ベストを尽くすつもりだと言った。僕たちの最大の力を出しただけ。それは真実だ。自分自身に問いかけ、リーグ戦の僕たちの日常に戻る」

今回もCL制覇の夢が潰えたムバッペ。去就に影響があるかとの質問には「いいや。僕は落ち着いているよ。目標はリーグ戦で優勝することだ」と、リーグ制覇へ気持ちを切り替えていた。