冨安vs守田！ アーセナルのアルテタ監督がELスポルティング戦に闘志 「1stレグ勝利で2ndレグに繋げたい」

写真：Getty Images

アーセナルのミケル・アルテタ監督がヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・1stレグのスポルティングCP戦に向けた前日会見に臨んだ。クラブの公式サイトが伝えている。

プレミアリーグ首位のアーセナルが欧州の舞台での戦いを再開。グループステージを首位突破したELで日本代表MF守田英正が所属するスポルティングとのラウンド16に臨む。冨安健洋と守田の日本人対決にも注目が集まる。

アルテタ監督は9日にアウェイで行われる1stレグに向けた前日会見に出席。スポルティングへの警戒感を示しつつ、勝利し2ndレグで優位に戦いたいと意気込んだ。

「目標(優勝)に到達するには、このラウンド16で勝利し、大会に留まり続けなくてはならない。明日は本当に難しい相手との対戦だ。最も素晴らしいのは、1stレグで勝利し、2ndレグに向けて適切な自信を持つことだ。良いプレーをして勝てばそれが可能となる」

スポルティングの印象について問われると、戦術面での柔軟さを称え、最大限の警戒感をうかがわせた。

「彼らは様々なシステムに対応でき、多くの戦術的オプションを持っている。特にウィングバックが重要な存在だ。我々もそれを把握しており、先発の11人がわかるまでは、どのような戦い方で挑んでくるか未知数と言える」

一方、チームの雰囲気にも言及。直近のボーンマス戦で劇的な逆転勝利を収めているなか、スポルティング戦もチーム一丸となって戦うと闘争心を駆り立てた。

「団結力はいつだってチームの助けになる。勝利するにはベストを尽くす必要がある。私がこの場で口にするのは簡単さ。明日の夜、ピッチで団結を示さなくてはならない」