「脅威を少し失っていた」アウェイでドローのアーセナル、選手入れ替えの影響を指摘もアルテタ監督は守備に言及「単純な失点が多すぎる」
超ワールドサッカー / 2023年3月10日 9時48分
アーセナルのミケル・アルテタ監督がスポルティングCP戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。
9日、ヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・1stレグでアーセナルはアウェイでスポルティングと対戦した。
DF冨安健洋は63分から途中出場、スポルティングのMF守田英正は先発フル出場を果たし、日本人対決が実現した。
試合は22分にウィリアム・サリバのゴールでアーセナルが先制。しかし、34分に失点し追いつかれる。
55分にもゴールを許し逆転を許したが、62分に相手のオウンゴールで追いつくことに成功。その後守備に安定感が出て攻撃を仕掛けるが、スポルティングの守備の前にゴールを奪えず、2-2で終わった。
アルテタ監督は守備面の問題を指摘。攻撃陣も選手を入れ替えたことで迫力を欠いたとした。
「今日のように、ホームから離れたとき、ヨーロッパで2失点を許した場合は期待していたような良い結果を得ることはとても難しい。試合には様々なフェーズがあったと思う」
「特に自分たちのエリアであまりにも多くのボールを与えすぎており、単純なボールが多く、相手に希望を与え、彼らが得意とするトランジションの時間を与えてしまった。試合をコントロールしなければならない瞬間、特に最前線の選手が足りず、今日は脅威を少し失っていた」
「試合を取り戻すための回復力を見せたのでポジティブな部分もあったが、自分たちのボックスをもっと守らなければならないし、リターンレグでは彼らに勝たなければいけない」
この試合ではGKマット・ターナー、DFヤクブ・キヴィオル、FWリース・ネルソンとリーグ戦では出番がない選手を起用しターンオーバー。その影響もあったとしたが、チームとして必要なことだとした。
「単純な失点が多すぎて、ボックス内での重要性について話してきた。今日は守備が不十分であり、相手に対してもっと上手くプレーしなければいけない」
「最近はとてもエモーショナルな試合がたくさんあったが、今日は多くの変更を加えた。つまり、結束力を出すには時間が必要だ」
「最初の10〜15分間は、適応して物事が上手く進むための時間が必要だと感じられたが、そういったことは経験しなければ決して起こるものではない」
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