先発落ち続いたカンセロ、練習態度に不満もナーゲルスマンは｢話をして解決｣と強調

写真：Getty Images

出場機会を求めてこの冬、マンチェスター・シティからバイエルンに買い取りオプション付きのレンタルで加入したポルトガル代表DFジョアン・カンセロ。だが、早くも新天地で先発を外れたことをキッカケに練習で不遜な態度を取ってしまったようだ。

バイエルンではデビュー戦のヴォルフスブルク戦でアシストを決め、上々のスタートを切ったカンセロ。だが、公式戦ここ3試合はベンチスタートと、早くも出場機会が減ってきている。

ドイツ『ビルト』によると4日のシュツットガルト戦で出場機会のなかったカンセロが、その後の練習で不満を見せていたと報じていた。

そのカンセロについてアウグスブルク戦前日会見に臨んだユリアン・ナーゲルスマン監督は以下のように述べた。

｢これから彼にはスタメンの機会が訪れるだろう。トレーニングでは自分の置かれている状況が気に入らず、うまくこなせていなかった。出場機会がなくてもうまく対応できる選手もいるが、そのような選手は多くない。彼は私が望んだようなトレーニングをしていないセッションがあった。だがそこで話し合い、それは今後に彼を大いに助けるはずだ｣

｢私は彼が今後、どのようにチームにフィットしていったら良いかを話し合った。それは彼にとって有益なことだったはずだ。その後はよくトレーニングをしてくれたし、ピッチで応えてくれたね｣

カンセロは直近のパリ・サンジェルマン戦では4分間のみの出場だったが、ニャブリのゴールをアシストする活躍を見せていた。