「メイソンに対する私の思いは明確」 渦中のマウントを巡るチェルシー指揮官のスタンスは？

写真：Getty Images

チェルシーのグレアム・ポッター監督がイングランド代表MFメイソン・マウント(24)に言及した。

フランク・ランパード体制下でのチャンスをモノにして、今やイングランド代表の選手でもあるマウント。2024年夏までの現行契約を巡り、話あいの不調が続いており、退団が取り沙汰される。

それを受け、マンチェスター・ユナイテッドや、リバプール、そしてオーナーが変わってから新興勢力として名乗りを上げるニューカッスル・ユナイテッドも獲得に名乗りとの報道もなされる。

イギリス『デイリー・メール』によると、ポッター監督はアカデミー時代から慣れ親しむクラブでの将来が揺らぐマウントに思いを馳せているようで、自身の立場を明確にした。

「彼とは何度か話をした。彼の状況や、フットボール、そして人生全般についてね。メイソンに対する私の思いは明確だ。彼はまず素晴らしい人間だが、こういうときもある。複雑なことであり、私からはあまり口を挟まず、両者にとって何が正しいかを判断してもらうのが一番だ」

また、来季の構想にマウントが入る余地を問われると、「イエス」と力強く返したとのことだが、「しかし…」と続け、選手本人の意思が何より尊重されるべきとのスタンスも示したという。

「私はうぶではないし、彼にとって大切な時期で、大きな契約なのもわかっている。彼と家族にとって、正しくなければならず、彼がそれに基づいて決断をするのが大事だ」