解任噂されるも…コンテ監督「クラブのために死ぬ覚悟」

写真：Getty Images

トッテナムのアントニオ・コンテ監督(53)が去就に関する報道に反応した。イギリス『BBC』が伝えている。

トッテナムで2年目を迎えるコンテ監督。チームはプレミアリーグで26試合を消化した現時点でチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内となる4位と持ち堪えるも、すでに2つの国内カップ戦からは姿を消しており、チャンピオンズリーグ(CL)でもラウンド16でミランに敗れたことで無冠が確実となった。

ミラン戦後にコンテ監督は「シーズンが終わった後には何らかの決断があるだろう」と今夏の退任の可能性を示唆。今季終了を待たずしての途中解任についても取り沙汰されている。

そうした中、コンテ監督は11日に行われる第27節のノッティンガム・フォレスト戦の前日会見に出席。「このクラブのために死ぬ覚悟があるかと問われれば、イエスと答える。最後の瞬間までこのクラブのために身を捧げるつもりだ」とクラブに対する強い覚悟を語った。

一方で、今季限りで満了を迎える契約については、シーズン終了後に判断するというスタンスを崩さなかった。
「クラブとは1年半という奇妙な契約を結んだ。通常なら3年契約だったが、クラブのため、そして自分の状況を確認するためだったのだ。今後のことは今シーズンを終えてから考えよう」