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政府批判の元Jリーガーが番組降板…反対するプレミアの選手・監督が『BBC』の出演拒否、解説者らも不在で11日は放送へ

超ワールドサッカー / 2023年3月11日 21時13分

写真:Getty Images

イギリス『BBC』が異例の事態に見舞われることとなった。

事の発端はかつて名古屋グランパスエイト(現:名古屋グランパス)でプレーし、元イングランド代表のストライカーとしても知られるギャリー・リネカー氏の発言だった。

リネカー氏は歯に衣着せぬ物言いが特徴であり、その様子は問題を起こすことがありながらも、ファンから愛されてもいた。

1999年から20年以上『BBC』の「マッチ・オブ・ザ・デイ」のプレゼンターを務めてきた中、リネカー氏は7日に英政府が発表した「小型ボートで英仏海峡を渡ってくる移民の入国を禁止する新法案」についての発言が物議を醸すことに。リネカー氏はこの法案について自身のツイッターで、1930年代のドイツになぞらえ「ひどいにもほどがある」と酷評。この発言が『BBC』の厳格な公平性ガイドラインに抵触するとされ、10日に降板が決定していた。

しかし、この『BBC』の対応に多くの仲間が反応。アラン・シアラー氏やイアン・ライト氏、マイカー・リチャーズ氏など他のコメンテーターが連帯を示して番組出演を拒否。その結果、11日の放送はプレゼンター、解説者、コメンテーター不在で放送されることとなった。

それだけでも異例の事態となったが、今度は各クラブや選手たちが反応。その結果、プレミアリーグは11日に試合を行うクラブの選手と監督が「マッチ・オブ・ザ・デイ」のインタビューを受けないことを『BBC』に通知。様々なクラブの多くの選手がボイコットしたいと申し出たためだという。

『BBC』の対応とは裏腹に、多くの人々がリネカー氏の発言に連帯感を示している状況。今後どのような方向に進むのか注目が集まる。

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