古橋弾などでハーツに連勝のセルティックがベスト4進出！《スコティッシュカップ》

写真：Getty Images

セルティックは11日、スコティッシュカップ準々決勝でハーツと対戦しアウェイのセルティックが3-0で勝利した。

セルティックのFW古橋亨梧は77分までプレー、MF旗手怜央は82分までプレー、DF岩田智輝は82分からプレー、DF小林友希は後半から出場、FW前田大然はケガのため欠場した。ハーツのFW小田裕太郎もベンチ外となっている。

3日前に延期されたスコティッシュ・プレミアシップ第27節で対戦した両者の一戦は、開始早々にスコアが動く。セルティックは2分、自陣からのパスで上手く右サイドを抜け出したジョタがボックス右まで切り込み折り返しを供給すると、ボックス中央に走りこんだムーイが左足でゴール左へシュートを突き刺した。

幸先良く先制したセルティックは、その後も主導権を握ったが23分にセットプレーからピンチを迎える。中盤からのFKをボックス右のジェームズ・ヒルが頭で折り返すと、中央で収めたシビックに反転から右足ボレーでゴルに迫られたが、これはGKハートが左手一本でファインセーブ。

ピンチを凌いだセルティックは34分、古橋のパスでゴールエリア左横付近まで抜け出した旗手に決定機が訪れたが、シュートは絶妙な間合いを保った相手GKのブロックに阻まれた。

ハーフタイムにかけては膠着状態が続いたが、セルティックは45分にムーイのパスで右サイド深くまで抜け出したジョンストンの折り返しをニアに走りこんだ古橋がヒールシュートで流し込み、2-0で前半を終えた。

迎えた後半、セルティックはスターフェルトを下げて小林を投入。すると55分、古橋のパスをボックス内で受けたジョタが相手DFをかわしシュート。さらに相手GKの弾いた浮き球を古橋が頭で狙ったが、ヘディングシュートはゴール左に外れた。

一進一退の展開が続く中、セルティックは77分に古橋とムーイを下げてオ・ヒョンギュとオライリーを投入。すると80分、ボックス左角手前で獲得したFKからオライリーがクロスを供給すると、走りこんだカーター=ヴィッカーズがヘディングシュートで叩き込んだ。

3点差としたセルティックは、82分に旗手を下げて岩田を投入し、試合をクローズ。古橋弾などでハーツに完勝したセルティックが準決勝進出を決めた。

ハーツ 0-3 セルティック
【セルティック】
ムーイ(前2)
古橋亨梧(前45)
カーター=ヴィッカーズ(後35)