久保が終盤出場のソシエダ、マジョルカにドローで4戦勝ちなし《ラ・リーガ》

写真：Getty Images

レアル・ソシエダは12日、ラ・リーガ第25節でマジョルカとのアウェイ戦に臨み、1-1で引き分けた。ソシエダのMF久保建英は81分からプレーしている。

前節カディス戦をゴールレスドローで終え、リーグ戦3試合勝利のない4位ソシエダ(勝ち点44)は、3日前に行われたヨーロッパリーグではローマの前に0-2で先勝を許した。そのローマ戦で先発した久保はベンチスタートとなった。

10位マジョルカ(勝ち点31)に対し、オヤルサバルとカルロス・フェルナンデスの2トップで臨んだソシエダは開始2分、シルバの浮き球パスからボックス左のオヤルサバルがボレーシュート。しかしGKライコビッチの好守に阻まれた。

それでも1分後に先制する。ブライス・メンデスのスルーパスをボックス内で受けたシルバがボールを収めて後方に戻し、最後はカルロス・フェルナンデスがシュートを蹴り込んだ。

先制したソシエダが、自陣に引くマジョルカを終始押し込む展開が続いた中、前半追加タイムにピンチ。ディフェンスライン裏を突かれたデウェレに際どいシュートを打たれるも枠を外れ、1点をリードしたまま前半を終えた。

しかし迎えた後半、開始5分に追いつかれる。ロングボールに抜け出したイ・ガンインにネットを揺らされた。

追いつかれたソシエダは60分にCKからル・ノルマンがヘッドを叩き込むもファウルを取られてノーゴールに。

終盤の81分、久保が右ウイングに入った中、84分にはアマトにポスト直撃のボレーを打たれてひやりとしたソシエダは、90分にメリーノが2枚目のイエローカードを受けて退場に。

10人となったソシエダは勝ち越しゴールを奪えず、1-1でドロー。リーグ戦4試合勝ちなしとなった。