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サンプドリアとの打ち合い制したユーベ、指揮官も「チームが成熟した証」と称賛

超ワールドサッカー / 2023年3月13日 11時50分

写真:Getty Images

ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、サンプドリア戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。

ユベントスは12日、セリエA第26節でサンプドリアをホームに迎えた。11分にセットプレーからブラジル代表DFグレイソン・ブレーメルのヘディングシュートで先制すると、26分にはフランス代表MFアドリアン・ラビオが追加点を記録。しかし、31分に相手DFトンマーゾ・アウジェッロ、その1分後には相手FWフィリップ・ジュリチッチに立て続けの失点を許し、同点に追いつかれてしまう。

試合を折り返してからは攻めあぐねる展開が続いたが、64分にラビオのボレーシュートで勝ち越しに成功。後半アディショナルタイムにはアルゼンチン代表FWマティアス・スーレのセリエA初ゴールも生まれて、4-2で勝利を収めた。

アッレグリ監督は試合後、2試合ぶりの勝利を喜びながらも、前半のゲームマネジメントについては苦言を呈した。

「重要な勝利だ。これでミッドウィークのフライブルク戦のことを冷静に考えられる。本来では現時点で53ポイントを獲得しているが、さらに勝ち星を掴み重ねていかなければならない」

「この試合について、我々はマネジメントを改善する必要がある。2-0でリードすることができたら、オープンな展開でプレーしてはならない。試合の流れを読み、相手に主導権を譲ってはならないのだ。若い選手が苦労するのは当たり前だが、こういった試合では経験豊富なベテランたちが彼らに手を差し伸べなければならない」

また、不正会計によるペナルティとして勝ち点「15」の剥奪という処分を下されながらも、好調をキープする選手たちを称賛。チームのさらなる成長を期待した。

「今季について、私はいつも選手たちに言っている。自分たちがやっていることが大事であるということだ」

「本来の順位表では2位であり、それは決して簡単なことではない。チームが成熟した証であり、我々はこういったことのためにさらに努力を重ねなければならない」

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