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「彼がチームを引っ張らなければ」 リバプールOBがPK失敗のサラーに奮起促す

超ワールドサッカー / 2023年3月13日 17時20分

写真:Getty Images

かつてリバプールで活躍したジョン・オルドリッジ氏が、エジプト代表FWモハメド・サラーに奮起を促した。イギリス『ミラー』が伝えている。

2017年夏にリバプールへ加入して以降、絶対的なエースとして3度のプレミアリーグ得点王に輝き、数多くのタイトル獲得に貢献してきたサラー。しかし、今シーズンはプレミアリーグ26試合で11ゴールを記録する一方で、低迷が続くチームと歩調を合わせるように精彩を欠く試合も多く、11日に行われたボーンマス戦でも終盤に得たPKを外して敗戦の一因となった。

オルドリッジ氏はイギリス『サンデー・ワールド』にて、サラーの時折見せる淡白な姿勢を問題視。ここからシーズンが終わるまで、エースとしてチームを牽引し続けなければならないと断言した。

「ここ数シーズン、残留争いをしているクラブにとってユルゲン・クロップの率いるチームは、ペース、パワー、欲求が強すぎて手に負えない存在だった。しかし、そのすべてが変わったのだろう。そして、私はサラーの振る舞いを見ると、何かが正しくないと思ってしまう」

「ユナイテッド戦での活躍後、私はサラーが残るシーズンをリードし、週に2、3ゴールはコンスタントに決めるだろうと期待していた。しかし、ボーンマス戦のサラーは酷いプレーだったね。これについては、私が言うまでもないだろう」

「私は、リバプール史上最高の選手である選手について、否定的な意見を口にするのは嫌いだ。そして、彼がPKを失敗したこと自体は問題にしない。それでも、あの試合の彼は情熱が欠けていたと思う」

「この夏にサラーを売却して、そのお金を使ってチームに再建する選択肢も議論されている。ただ、私としてはその考えはシーズン終了まで待つべきだと思う。今からシーズン終了後まで、サラーはストライカーとしてリバプールを引っ張らなければならない。そして彼は、ボーンマス戦ではそれをしなかっただけだ」

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