2部で好評価を得るキャリック監督にウェストハムが関心？ モイーズ監督解任ならオファーか

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ウェストハムがチャンピオンシップ(イングランド2部)のミドルズブラを指揮するマイケル・キャリック監督の招へいを検討しているようだ。

開幕から低空飛行が続き、プレミアリーグで26試合を消化して降格圏と勝ち点で並ぶ17位に沈むウェストハム。ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)でこそベスト8に進出するなど順調な歩みを見せるが、プレミアリーグでは降格の危機に立たされている。

12日にホームで行われたプレミアリーグ第27節のアストン・ビラ戦も1-1のドローに終わり、ファンからのモイーズ監督に対する批判も激化。かねてよりMFデクラン・ライスが戦術への不満をこぼすなど、ピッチ内外で課題を抱えている。

イギリス『ミラー』によると、こうした状況でもクラブ上層部はモイーズ監督を続投させる意向ではあるものの、これ以上成績が悪化した場合には解任もやむなしと考えている模様だ。そして、仮にモイーズ監督を解任した場合、クラブは後任としてキャリック監督の招へいを希望しているという。

現役時代にウェストハムでプレーした経歴を持つキャリック監督は、昨年10月にミドルズブラの指揮官に就任。当初は降格圏に低迷していたチームを優れた手腕で立て直すと、リーグ戦20試合で15勝1分け4敗の好成績を残し、3位にまでチームを浮上させている。

ただし、キャリック監督はミドルズブラのプレミアリーグ昇格に集中していることから、ウェストハムのオファーを受諾する可能性は低い模様。一方で、今夏に改めて古巣からオファーがあった場合には、検討する可能性が高いとのことだ。