SNS上でブレントフォードFWトニーに人種差別および誹謗中傷の24歳男性に3年間の国内すべてのスタジアム入場禁止処分…

写真：Getty Images

ブレントフォードのイングランド代表FWイヴァン・トニーに対して、SNS上で人種差別および誹謗中傷のメッセージを送った24歳の男性に3年間の国内すべてのスタジアム入場禁止処分が下された。

今回、処分を下されたのは、昨年10月14日にトニーのインスタグラムに人種差別および誹謗中傷のメッセージを送った、当時ノースシールズ地域に住んでいたアントニオ・ニール氏。

トニーが自身のインスタグラムで受けた罵倒のスクリーンショットを公開したのち、メトロポリタン警察の支援を受けたノーサンブリア警察が憎悪犯罪として全面的な捜査を開始。その後、警察はニール氏の犯行を特定した。

そして、今年1月25日にニューカッスルの裁判所に出廷した際、ニール氏は攻撃的なメッセージを送信したことを認め、有罪が確定した。

ブレントフォードの発表によると、13日に同裁判所は同氏のオンライン犯罪に対して2年間の執行猶予付きの4カ月の懲役刑と、3年間のフットボール禁止処分が言い渡された。

これは2022年に警察、犯罪、判決、裁判所法の下で発行されたこの種の犯罪行為に対する画期的な判決となった。

なお、フットボール禁止処分は、プレミアリーグ、チャンピオンシップ、フットボールリーグ1、フットボールリーグ2、ナショナルリーグの試合、およびイングランドのホーム国際試合を含む、イギリスで開催されるすべてのフットボールの試合に出席することを禁じるものだ。

また、国際親善試合、予選、トーナメントを観戦するために海外に渡航することも禁止される。