「世界一を目標に」新・日本代表、森保一監督の視線の先にはカタールW杯からの進化の末のW杯制覇「今の力を最大限伸ばす」
超ワールドサッカー / 2023年3月15日 23時35分
カタール・ワールドカップ(W杯)後、初の活動となる日本代表のメンバーが15日に発表された。
森保一監督は、今回のキリンチャレンジカップのウルグアイ代表戦、コロンビア代表戦に向けては26名を招集。これまでキャプテンとしてチームを支えたDF吉田麻也(シャルケ)やDF長友佑都(FC東京)、DF酒井宏樹(浦和レッズ)など、ベテランの域に入った選手たちは軒並み選外となった一方で、DF角田涼太朗(横浜F・マリノス)、DFバングーナガンデ佳史扶(FC東京)、DF半田陸(ガンバ大阪)、FW中村敬斗(LASKリンツ)が初招集となった。
カタールW杯のメンバーが中心となる一方で、初招集が4名、これまであまり呼ばれていない経験の少ない選手を呼ぶなど、新たなチームを作ろうとしている森保監督。この先の2026年までのチームコンセプトについて言及した。
「コンセプトに関しては、まず私がカタールW杯まで監督をさせていただいた中で、やってきたことをW杯という舞台で経験をさせてもらって、必要なことをしっかりと選手たちには伝えて実践してもらいたいなと思います」
「W杯での経験で言えば、ロシアからカタールの4年間で培ってきたこと。攻撃、守備全てのレベルアップが必要だと思います。選手個々の力もそうですし、戦術的にも上げなければいけません。我々がW杯で勝つ、世界トップ基準でやっていかなければいけないのは、強度の高いプレー、良い守備から良い攻撃をして行く必要があります」
「良い守備から良い攻撃という部分で、カタールW杯では相手も嫌がるカウンターができたと思いますが、ボールを握った時に相手が嫌がることができるようにクオリティを上げていかなければいけないと思います」
「速攻から遅攻に移る時のプレス回避からどうやってプレーするか。今回コーチ陣と話ながらチームに落とし込んでいこうと話をしております」
「守備に関してはカタールW杯では攻から守に切り替わった時に即時回収というところ、カウンタープレスというところができた部分がありますし、できるだけその回数と時間を大奥していければと思います」
「前線からボールを失った瞬間に即座に奪うだけでなく、前から行く時、しっかり相手の攻撃を受けながら粘り強く守備をするというところもW杯で勝って行くために、日本が日本の良さとして相手の嫌がる粘り強い守備が必要だと思うので、ブロックを作って粘り強く守備をするということと、高い位置から攻守切り替わった瞬間から相手のボールを奪うというところを使い分けるように、今回のウルグアイ戦、コロンビア戦と戦う中で少しでも使い分けができればと思っています」
W杯で通用した部分、課題となった部分がありながら、全てのレベルアップが目標達成には必要だという森保監督。3年後の北中米W杯の位置付けについて聞かれ、そのさらに先を目指していると語った。
「2026年のW杯というよりも、2050年までに日本サッカー協会がW杯で日本代表が優勝するという宣言をしていますので、そこに向けて我々はやるべきかなと思っています」
「世界一というところを目標に、今持っている力をどれだけ上げていけるかを常に考えなければいけないと思います」
「現実的にいうと、ベスト16の壁をW杯では越えられていないので、越えていかなければいけないというのはありますが、W杯でチャンピオンになる、世界一を目標にしてやって行くというところは考えながら、今の力を最大限伸ばす、上げて行くことをやれればと思います」
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