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リバプールに痛手…今季ブレイクの18歳MFバイチェティッチが今季絶望に

超ワールドサッカー / 2023年3月16日 23時20分

写真:Getty Images

リバプールのU-19スペイン代表MFステファン・バイチェティッチが、今季絶望となったことを自身のインスタグラムで明かした。

15日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグのレアル・マドリー戦を欠場していたバイチェティッチ。リバプールを率いるヨルゲン・クロップ監督は、同選手の欠場の理由を内転筋周辺の疲労によるものだと説明していた。

そんな中、バイチェティッチは16日に自身のインスタグラムを更新。ケガの詳細については明かしていないが、今季中の復帰が絶望となったことを明かした。

「残念ながら、僕はシーズン終了まで出られないような怪我を負ってしまった。僕にとってこの素晴らしいシーズンに別れを告げるのはとても悲しいですが、これはサッカーの一部であり、肉体的にも精神的にも僕を強くしてくれるものだと理解している」

「また、シーズンを通してサポートしてくれたレッズの皆さんに感謝の気持ちを伝えたいと思う。これまで以上に強くなって戻ってこられるように最善を尽くすよ」

スペインのビーゴで生まれ育ち父の古巣セルタのカンテラに在籍。その後、2020年12月にリバプールのユースチームへ引き抜かれた。

ユースチームでの活躍やプレシーズンのアピールによって今シーズンからトップチームに絡むと、昨年8月27日に行われたプレミアリーグのボーンマス戦でデビュー。以降はEFLカップ2試合でスタメン起用されるなどユルゲン・クロップ監督の信頼を獲得し、12月26日に行われたプレミアリーグのアストン・ビラ戦では貴重な追加点となる初ゴールを記録した。

さらに、年明け以降はFAカップ3回戦再試合のウォルバーハンプトン戦でマン・オブ・ザ・マッチ、リーグ前節のチェルシー戦ではプレミア初先発で安定したパフォーマンスを披露。センターバックでもプレー可能な対人の強さ、若さに似つかわしくないポジショニングセンス、判断力を生かした守備の安定感に加え、同胞MFチアゴ・アルカンタラのサポートもあり、マイボール時の配球力にも磨きをかけており、ブラジル代表MFファビーニョを脅かす存在となっている。

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