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これぞスポーツマンシップ!転倒含むデュエルの応酬も、手の不自由な対戦相手をウニオンDFがヘルプ

超ワールドサッカー / 2023年3月20日 19時15分

写真:Getty Images

スポーツマンシップの象徴とも言えるシーンではないだろうか。

デュエルと呼ばれる強度の高い対人プレーが魅力のブンデスリーガ。シュツットガルトの日本代表MF遠藤航は2年連続のデュエルマイスターとなるなど、その価値を高めている。

白熱する勝負の中でもフェアプレー精神は必要だ。ウニオン・ベルリンのドイツ人DFニコ・ジーセルマンの行動は、それを改めて思い起こさせてくれる。

ジーセルマンは12日の第24節、ヴォルフスブルク戦で相手のエジプト代表FWオマル・マーモウシュと互いに激しくしのぎを削った。吹き飛ばすほどの強烈なチャージに、激しいスライディングなどの応酬。その中で対戦相手を慮る一幕があった。

ヴォルフスブルクのCKの場面だが、マーモウシュの靴ひもがほどけた様子。だが、エジプト人FWは片手を負傷し固定している状態であり、試合中は自由が利かない。それを見たジーセルマンは手を差し伸べ、代わりに相手FWの靴ひもを結びなおした。

マーモウシュも感謝を伝え、両者の抱擁後に試合は再開。ブンデスリーガ公式ツイッターは一連のシーンを「フェアプレーの瞬間」としてピックアップした。

日本サッカー協会(JFA)もリスペクトの観点から、アウェイチームや対戦相手を「敵」「敵国」と表現しないと、ターミノロジーで定めている。プレーでは激しく火花を散らしても、決して相手への敬意を忘れないというスポーツマンシップが垣間見えたシーンだった。

【動画】手の不自由なFWの靴ひもを対戦相手が結んであげるフェアプレー

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