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交代策的中のS広島Rが逆転で今季初の連勝! 記念ユニ着用の新潟は上尾野辺の貫録弾も空砲に…《WEリーグ》

超ワールドサッカー / 2023年3月21日 15時25分

写真:©WE LEAGUE

21日、2022-23 Yogibo WEリーグ第7節延期分のサンフレッチェ広島レジーナvsアルビレックス新潟レディースが広島広域公園第一球技場で行われ、ホームの広島が2-1で勝利を収めた。

7位・広島は18日の第11節マイナビ仙台レディース戦で逆転勝ちを収め、前々節大敗のショックを払拭。中2日で迎える今節は瀧澤千聖に代えて立花葉を右ウイングに起用するなど、前節からスタメン2人を入れ替えた。

12日の第10節で待望の今季初勝利を挙げた11位・新潟は、第11節に試合がなく、日程面のアドバンテージを持ってアウェイの地へ。クラブ創立20周年記念ユニフォームを着用し、中断明けから機能している道上彩花と上尾野辺めぐみの2トップ、[4-4-2]で臨んだ。

積雪のために延期となっていた一戦はその新潟が序盤から好機を量産した。

広島は攻撃時に[4-3-3]、守備時に[4-4-2]を施行するが、守から攻への移行時に生じる中盤底のスペースを、新潟の前線2枚が効果的に突き、攻勢のままに先制点を奪取。6分、北川ひかるが道上とのワンツーで左サイド深い位置まで侵入すると、マイナスの折り返しに上尾野辺がニアへ顔を出し、逆足の右で左隅を射抜いた。

好調を維持するナンバー10は、11分にも右クロスに対して利き足でのジャンピングボレー。チャンスの続く新潟はCKの二次攻撃から山谷瑠香が際どいヘディングを放つも、これは古巣対戦となる佐山桃子にかき出された。

前節に続く早々の失点を喫した広島は、新潟の守備ブロックに手を焼き、中盤中央を使えず意図するポゼッションサッカーを展開できない。ならばと、23分には中嶋淑乃が個人技で打開を図り、36分にルーキー左サイドバック森宙舞のアーリークロスに大内梨央がダイビングヘッド。3分後には小川愛のミドルがGK平尾知佳に仕事をさせる。

ハーフタイム明けにはリードの新潟ベンチが先に動き、道上を下げて山本結菜を左サイドハーフへ。園田瑞貴を最前線に上げた。

対する広島は、57分に立花らに代えて瀧澤らを投入するなどの3枚替え。サイドを活性化させ、直後には中嶋の右足がクロスバーを直撃すると、63分に試合を振り出しに戻す。右サイドで高い位置を取った近賀ゆかりと瀧澤が絡み、柳瀬楓菜のクロスに大内が頭で合わせてネットを揺らした。

大内のWEリーグ初ゴールで同点とした広島はパスのテンポも上がり、76分には途中出場・上野真実のボックス左からの右足フィニッシュがクロスバー。3分後には中嶋と左右を入れ替えた瀧澤が、長いドリブルからボックス手前左で左足と、攻勢が続く。

さらに、89分には中嶋を下げて谷口木乃実を投入すると、この交代が的中。追加タイム2分、谷口は小川の左CKをニアでそらしてネットを揺らし、起用に応える値千金の逆転ゴールを挙げた。

これが決勝点となり、2-1でタイムアップ。終盤に怒涛の攻撃を仕掛けた広島がホームで逆転勝ちを収め、今季初の連勝を飾っている。

◆第7節
▽3月21日
サンフレッチェ広島レジーナ 2-1 アルビレックス新潟レディース

▽2022年12月24日
大宮アルディージャVENTUS 0-2 日テレ・東京ヴェルディベレーザ

▽2022年12月25日
INAC神戸レオネッサ 1-0 AC長野パルセイロ・レディース
三菱重工浦和レッズレディース 2-0 マイナビ仙台レディース
ちふれASエルフェン埼玉 1-2 ノジマステラ神奈川相模原

WE ACTION DAY(同節試合なし)
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース

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