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バルサの審判買収疑惑、“ネグレイラ事件”に動き…UEFAが調査開始を明らかに

超ワールドサッカー / 2023年3月24日 12時40分

写真:Getty Images

バルセロナの贈収賄疑惑、いわゆる“ネグレイラ事件”を巡り、欧州サッカー連盟(UEFA)の調査が始まった。複数メディアが報じている。

長らくの財政難に続き、新たに審判買収疑惑が飛び出すバルセロナ。2001〜2018年にかけ、当時のスペインサッカー連盟で審判委員会の副委員長を務めたホセ・マリア・エンリケス・ネグレイラ氏と同氏保有の会社に総額840万ユーロ(現レートで約11億8000万円)の支払いがあったと波紋が広がる。

当然ながら、ジョアン・ラポルタ会長をはじめ、その当時に所属した一部の選手から否定がなされているが、UEFAは23日に調査の開始を発表。「いわゆる『ネグレイラ事件』に関して、バルセロナがUEFAの法的枠組みに違反している可能性を探る調査のため、倫理および懲戒検査官を任命した」という。

現時点で黒というわけではないが、同じくラ・リーガのレアル・マドリーをはじめ、複数クラブから遺憾の意が示され、リーグを束ねるハビエル・テバス会長からは違反が認められれば、罰金にとどまらず、降格処分や、大会からの締め出しもありうるとの発言も。捜査の行方が注目されるところだ。

スペイン検察当局からもすでに起訴され、選手からすればリーガで久々の優勝に迫る状況にも水を差されるバルセロナだが、どのような結末を迎えるだろうか。

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