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クロアチアが土壇場被弾で新生ウェールズと痛恨のドロー《ユーロ2024予選》

超ワールドサッカー / 2023年3月26日 6時45分

写真:Getty Images

ユーロ2024予選グループD第1節のクロアチア代表vsウェールズ代表が25日に行われ、1-1の引き分けに終わった。

カタール・ワールドカップ(W杯)を3位で終え、ズラトコ・ダリッチ監督が続投したクロアチアは、モドリッチやブロゾビッチ、コバチッチら主力を先発で起用。クラマリッチ、リバヤ、ペリシッチを3トップに据えた[4-3-3]で試合に臨んだ。

一方、カタールW杯後にFWガレス・ベイルやMFジョー・アレンら長年チームを支えた選手が引退したウェールズ。チームを率いるロバート・ページ監督は、新キャプテンに任命したラムジーやハリー・ウィルソンら主力を先発で起用。2トップにはダニエル・ジェームズとムーアを並べた。

3分にモドリッチの強烈なミドルシュートで幕を開けた一戦は、ボールポゼッションで上回るクロアチアが主導権を握るも、なかなかシュートまで持ち込めない時間が続く。15分にはロングパスをボックス左手前のペリシッチが頭で落とすと、コバチッチのヒールパスをクラマリッチがダイレクトシュート。しかし、これは相手GKの好セーブに防がれた。

膠着状態が続く中、クロアチアは26分にモドリッチの左FKの流れから最後はボックス左のペリシッチがゴールネットを揺らしたが、ボックス内での競り合いのシーンでリバヤのファウルを取られ、ノーゴールに。

それでも直後の28分、クロアチアはGKリヴァコビッチからのロングフィードを最前線で収めたクラマリッチがうまく反転しながらボックス手前までボールを運ぶと、右足アウトサイドで放ったシュートがゴール右隅に吸い込まれた。

先制を許したウェールズは、43分にボックス手前でハリー・ウィルソンが倒されてFKを獲得。これをハリー・ウィルソンが直接狙ったが、シュートは枠に上に外れ、前半は1-0で終了した。

迎えた後半、先にチャンスを作ったのはクロアチア。50分、左クロスのこぼれ球をボックス手前まで駆け上がったコバチッチがワンタッチで繋ぐと、ボックス内のクラマリッチとのワンツーでゴール前まで抜け出したがシュートは枠の上に外れた。

対するウェールズは60分、ハリー・ウィルソンの右クロスをファーサイドでフリーのダニエル・ジェームズが右足ボレーで合わせたが、シュートはゴール左に外れた。

その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。このまま試合終了かと思われたが、試合終了間際にドラマが生まれる。93分、ウェールズはロバーツのロングスローをニアのメファムがバックヘッドで繋ぐと、最後はファーサイドに走り込んだブロードヘッドが流し込んだ。

結局、試合はそのまま1-1でタイムアップ。クロアチアはラストプレーでクラマリッチ弾を守り抜けず、勝ち点2を取りこぼす結果となった。

◆グループD 結果
クロアチア 1-1 ウェールズ
アルメニア 1-2 トルコ

◆グループD 順位表
勝ち点(勝ち/引き分け/負け)得失点
1.トルコ 3(1/0/0)+1
2.クロアチア 1(0/1/0)0
2.ウェールズ 1(0/1/0)0
4.アルメリア 0(0/0/1)-1
-.ラトビア -(-/-/-)

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