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「驚くことが多い」日本での声援の多さを語る三笘薫、葛藤も口に「勝利を目指す。だけどトライできる期間でも…」

超ワールドサッカー / 2023年3月27日 19時55分

写真:©︎CWS Brains, LTD.

27日、日本代表はキリンチャレンジカップのコロンビア代表戦を翌日に控え、ヨドコウ桜スタジアムで前日練習を行った。

カタール・ワールドカップ(W杯)後、初の活動となった今回のトレーニングキャンプ。24日にはウルグアイ代表を相手に1-1のドロー。それでも国立競技場に6万人を超えるファンが駆けつけ、大きく盛り上がった。

2試合目となるこの戦い。前日トレーニングは、冒頭15分間の公開となり、ランニング、ストレッチ、ロンド、2人組でのパス交換を行ったところで非公開となった。

練習後、MF三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)がメディアの取材に応対。今のチームについては新たなチャレンジをするタイミングだと語りながらも、バランスが大事だと語った。

「ただ、囚われすぎていて、今回来ている選手がまた来るわけではないので、下積みは大事ですが、サバイバルになると思います」

「僕もW杯の1年半ぐらい前から招集されて、選ばれましたけど、3年ちょっとで誰がW杯のメンバーに入るかは分からない状況なので、そこは常にバランスを考えなければいけないです。選手はアピールしつつ、監督が求めていることをやるようにアジャストすることが大事かなと思います」

サバイバルと積み上げという難しいことにもチャレンジする三笘。ウルグアイ戦では単独のドリブルで魅せる場面もあったが、課題はあるという。

「チームとして相手が圧をかけてきて押し込まれた分、自分も低い位置になったのもありますし、自分の判断で簡単にさばいて、もう少し押し上げた状態で仕掛けることもありましたが、苦しい時間で前に運んでいくのが自分の特徴なので、そこをやっていました」

「そういうところを見たい人も多かった中で、考えてやっているのもあります」

「1つそのプレーをすれば逆のことを言われるのは間違い無くあるので、受け入れなければいけないです。ただ、できれば、二次攻撃、三次攻撃と厚みを増していけると思うので、チームとしてやるべきところはそこかなと思います」

ファン・サポーターに求められているプレーを見せた反面、しっかりと結果を残す必要もあり、チーム全体として前向きに捉えることが大事だとした三笘。トライをしながらも、チームとして結果は常に求めなければいけないとした。

「全試合もちろん勝利を目指してやっていますし、そこを引き分けたということは全選手が悔しい思いもあります。ただ、トライできる期間でもあるのは事実です」

「考え方の問題で、選手もスタッフもより取り掛かることができて、6月、アジアカップと繋がって、どんどん積み上げとなるので、それはポジティブに、結果を求めることは絶対ですが、そこのフェーズは自分も考えています。それで引き分けで言われることは覚悟しています」

結果を残したい一方で、カタールW杯の悔しさを乗り越えるための成長に向けてはトライも必要だと語る三笘。多くの期待を日本に戻って改めて感じたとし、その期待に応えられるように成長したいとした。

「スタジアムの歓声とか、ドリブルした時の歓声は驚くことが多くて、あっちにいては伝わらない熱、報道の数というのは凄く感じています」

「責任を持ってやらないとということは自覚していますし、周りがそういう目を向けてくれることは選手として嬉しいので、その数に実力が追いつけばいいので、ポジティブに捉えて今までやってきています。プレッシャーをすごく感じて居るわけではないです」

「心地良くはないです(笑)。相対的に同じぐらいであっては欲しいですが、注目が勝っているのは事実なので、そこに追いつきたいという気持ちでやっています」

多くの期待を集め、ボールを持てば注目を集める三笘。プレミアリーグで見せているようなプレーをコロンビア戦では出せるだろうか。


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